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2017年09月01日(09月01日 16:00)

原田・平良ペア、松村・石田ペア優勝。JBVサテライト第3戦平塚大会ガラナ・アンタルチカ杯


「JBVサテライト品川SBAシリーズ 第3戦平塚大会ガラナ・アンタルチカ杯」が8月26日(土)、27日(日)、神奈川県平塚市・ひらつかビーチパークにて開催された。昨年に引き続き、ジャパンビーチバレーボールツアーと共催となった今大会には男女各16チームが出場。男子は原田真緒(フリー)・平良伸晃(D-FORUM/フォーラム情報アカデミー専門学校)ペア、女子は松村美由紀(ビーチの女王)・石田アンジェラ(フリー)ペアが優勝した。

初優勝をかけて

 男子決勝は第1シードの黒川魁(NTTコムウェア株式会社)・中川大成(神戸学院大学)ペアと、第2シードの原田・平良ペアの対戦。全員が20代前半、誰が優勝してもサテライト大会初優勝というフレッシュな対戦は、意地と意地がぶつかり合う激戦となった。

 試合開始から硬さの見られた原田・平良ペアに対し、中川・黒川の攻撃が序盤から面白いように決まる。第1セットを21-13と一方的な展開で先取した中川・黒川ペアだったが、後のなくなった原田・平良ペアがここで息を吹き返す。「パス、トスだけをしっかりとやっていこうと話し合った」と原田。粘り強いディフェンスから徐々にリズムを掴むと、1プレーごとに大きな声でお互いを鼓舞し合う本来のスタイルが出始める。
 得意の地上戦でユニフォームがドロドロになるにつれ、試合は徐々に原田・平良ペアのペースに。第2セットを21-13と、第1セットと逆の展開で取り返すと、サテライト大会初優勝を賭けた試合は運命の最終セットへ。
 最終セットは、中川のブロック、黒川の強打、平良のレシーブ、原田のサーブと、コート内の選手それぞれが各自の持ち味を存分に発揮した好ゲームを展開する。ゲーム終盤、平良の強打で一歩抜け出すと、原田の2連続サービスエースでマッチポイント。最後も平良の強打が相手コートに突き刺さり、フルセットの熱戦に決着をつけた。

 原田、平良はともに21歳。両選手ともに「U-23サテライト大会」では常に上位に顔を出しているが、サテライト大会は初優勝。今後について「まずは上の大会に出場し、目の前の試合ひとつひとつで結果を残すこと」と平良。一方の原田は「ユニバーシアード日本代表に選出されるようにがんばりたい」と抱負を語った。

 惜しくも準優勝となった、中川・黒川ペア。試合後、「2セット目、相手が対応してきたことに対して、こちらが対応できなかった。経験値の低さが出てしまった」と、反省を口にした中川。しかし、どんな状況にも動じないメンタルと、大人びた試合運びで、サテライト大会2度目の挑戦にして早くも決勝進出を果たし、最後まで観戦したギャラリーの目を釘付けにした。「(第4戦のサテライト)越谷大会にも出場させていただくので、(ツアーと重ならず)メンバーの揃うこの大会でまた決勝に残りたい」と中川。今後、どのような成長を見せてくれるのか、大いに注目だ。

新星ペアの躍進

 準決勝で優勝した原田・平良ペアに敗れはしたが、今大会、存在感を示したのは梅野涼(KYUBA)・小森優希(KYUBA)ペアだ。梅野・小森はともに福岡を拠点とし活動している。高尾和行氏からアドバイスを受けられる恵まれた環境の下、今年一気に頭角を現した。

 8月11日から行われたビーチバレージャパンにも長崎県代表として出場。本選3回戦で第1シードの白鳥勝浩(トヨタ自動車)・高橋巧(了徳寺大教員)ペアに敗れはしたものの、ベスト8と大躍進した。今大会でも、抜群のビーチバレーボールセンスは健在で、両者ともに常にオーバーハンドセットを使いこなし、梅野の軟攻、小森の打点の高い強打で上位シードを次々と撃破。初の最終日へとコマを進めた。今年の目標は「ジャパンツアーへの出場」と語る、梅野・小森ペア。今後の活躍が楽しみなペアが誕生した。

女子決勝

 女子決勝は、今大会、すべての試合でフルセットの戦いを制してきた、第2シードの小久保莉菜メリー(産業能率大学)・石坪聖野(産業能率大学)ペアと、第4シードの松村美由紀(ビーチの女王)・石田アンジェラ(フリー)ペアの対戦となった。第1セットから、185cmの石田対177cmの小久保の高さのある空中戦に、松村対石坪のスピード感溢れる地上戦と、それぞれの個性を生かした試合が展開される。

 しかし、勝負所を逃さないベテランのプレーに徐々に差が開いていく。「(石田の)体勢を見ながらキャッチの高さを変えた」という松村。石田が余裕を持ってトスに対応出来るようにパスの高さを常に変え、様々なテンポで攻撃を仕掛けていく。第1セットを21-12で先取すると、第2セットも流れは変わらない。中盤までは接戦となったこのセットも、中盤以降は、石田のサーブで相手を崩しブレイクを重ねた石田、松村ペアが21-15と圧倒し、優勝した。

 石田は2013年の東京国体優勝後に競技を離れ、今年から本格的に競技復帰を果たしたばかり。「技術面、感覚的な面は戻ってきつつあるが、フィジカルはまだ50%くらい」と石田。それでもサテライトクラスでは実力上位。力の違いを見せつけた。 
 一方の松村は、2013年のJBVサテライト上越大会以来、4年ぶり3回目のサテライト大会制覇。昨年の手首のケガから見事復活。終始落ち着いた試合運びでベテラン健在をアピールした。「(石田とは)2年計画でやっていく予定。次はツアーで結果を残せるように、つなぎの精度を上げていきたい」と、今後の抱負を語った。

 敗れはしたが、自身の初の決勝進出を果たした小久保は、「ブロックは通用していると思う。ブロック後のつなぎとサイドアウト力を上げていきたい」と今後の課題を述べた。

 全6戦で行われる「JBVサテライト品川SBAシリーズ」も後半戦へ突入。次戦は9月9日(土)、10日(日)、埼玉県越谷市のしらこばと水上公園で、第4戦越谷大会 大石カップが開催される。

取材・文/田中信行
撮影/吉田亜衣

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