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2017年09月14日(09月14日 11:10)

中川・黒川ペア、松村・石田ペア優勝。JBVサテライト第4戦越谷大会 大石カップ


「JBVサテライト品川SBAシリーズ 第4戦越谷大会 大石カップ」が9月9日(土)、10日(日)、埼玉県越谷市・しらこばと水上公園内ホワイトビーチにて開催された。4年連続での開催となった今大会は、男子26チーム、女子22チームが出場。男子は中川大成(神戸学院大学)・黒川魁(NTTコムウェア株式会社)ペア、女子は松村美由紀(ビーチの女王)・石田アンジェラ(フリー)ペアが優勝した。

2大会連続優勝

 女子決勝は、第9シードから勝ち上がってきた、松村・石田ペアと第3シードの酒井春海(日本女子体育大学)・沢目繭(新興和製薬株式会社/湘南ベルマーレサテライト)ペアの対戦となった。
フルセットにもつれ込んだ決勝戦ではあったが、前回の平塚大会を優勝した勢いそのままに、粘り強いベテランらしい試合運びで接戦をモノにした石田、松村ペアが、見事サテライト大会連続優勝を飾った。

 ジャパンビーチバレーボールツアー(以下、ジャパンツアー)と共催だった第3戦平塚大会とは異なり、メンバーが揃った今大会。それでも力を見せつけたのは、第3戦平塚大会の優勝チームでもある石田・松村ペアだった。サテライト大会を連続優勝した実力が、次なるジャパンツアーというステージでどれだけ通用するか、大いに注目したい。

 惜しくも敗れはしたが、「自分たちは若いチームなので、粘り負けしないように思い切りプレーしようと思った。今大会もそれを発揮することはできたと思う」と、酒井・沢目ペア。一定の収穫を口にする一方、「決勝戦の第1セットは取ることができたが、2セット目、相手がサーブの狙いを変えてきたことで崩れてしまった」と反省点もあげ、「次はリベンジしたい!」と早くも次なる戦いへ前を向いていた。

サテライトデビュー

 今大会、女子で注目を集めたのは、第7シードで出場した吉澤智恵(フリー)だ。吉澤といえば、2013年に引退するまで、V・プレミアリーグの武富士バンブー(現休部)、JTマーヴェラスなどで活躍。全日本代表としての実績もある。

 引退から4年のブランクを経て、今年2月からビーチバレーボールの練習を開始。今大会はペアの宮川紗麻亜(フリー)に誘われ、サテライトデビュー戦となった。「インドアとはスパイクの踏み込み、間合いの取り方が全然違うので難しい」と、課題を口にする一方、「ビーチバレーボールは駆け引きが面白いので、何とか(駆け引きで勝負できる)そこまではたどり着きたいと思っている。現実はまだまだだけど(笑)」と笑顔を見せ、「インドアでプロとしてやってきた時とは違う楽しみ方ができるので、長い目で挑戦していきたい」と今後の抱負を語った。

男子決勝

 男子決勝は、第3戦平塚大会準優勝の中川・黒川ペアと第2シードの上場雄也(松戸レガロ)・松本和博(フリー)ペアの対戦となった。第1セットを21-16と先取した上場・松本ペアだったが、優勝の2文字がチラつき始めた第2セット終盤、松本の脚に異変が起きる。16-16の場面でタイムアウトを取得したのち、今度はインジュリータイムアウトを要求し、治療に入る。何とか競技に復帰した松本だったが、一度負傷した脚は元通りには動かない。第2セットを黒川・中川ペアに19-21と逆転され、試合はファイナルセットにもつれこんだ。

 第3セットは手負いの松本を除くと、実質2対1の戦いだった。しかし、終わってみれば、最終のスコアは16-14。スコアだけ見れば大熱戦の末、黒川・中川ペアが勝利したように見える。しかし、上場・松本ペアは、松本をネット際に配置し、サーブレシーブは上場が一人で行っていた。そんな状況にも関わらず、上場は黒川・中川ペアのサーブをインドアでいうセッターポジションにいる松本へ難なく返球。松本からの万全ではないトスをいとも簡単に上場は相手コートに叩き込んで見せた。

 敗れはしたが、今大会圧倒的なパフォーマンスを見せた上場雄也。初日の苦戦が嘘のような圧倒的な強さで決勝までコマを進めてきた。「(2日目は)やることを絞った。相手が自分たちに対し、対策をしてこなかったので楽な試合ばかりだった」(上場)。ブロックの上からの強打は圧巻の一言。サテライトクラスでは力が違うとばかりに強烈なスパイクを相手コートに次々と叩き込み、実力の違いを見せつけた。

若手を支えるベテランのチカラ

 経験の浅い松本を引っ張り、準優勝に導いた上場だけでなく、今大会は若手を支えるベテランのチカラが光った大会だった。自身初の3位入賞を果たした38歳の吉原俊介(湘南TR)は、今大会もベテランらしい安定したプレーを披露。球際の強さ、プレーの緻密さで若手の柴田大助(御宿デビルズ)をけん引した。

「柴田の高さ、スイングは日本でもトップクラスだと思う。自分にないものを持っている選手だし、お互いのよさが出ると思った」と吉原。吉原から柴田にオファーを出し実現したこのペアは、大会を重ねるごとにそのチカラを発揮し始めている。

 今大会は、決勝進出目前で柴田が脚を負傷。惜しくも決勝進出はならなかったが、「(第3戦の)平塚大会で負けてから、この大会に向けて2人で準備をしてきた。その成果が出たと思う」と語った吉原。残り2戦となったサテライト大会で、ベテランと若手の融合がどのような成長を遂げるのか注目だ。

埼玉のビーチバレーボール発信源として

 2012年7月にオープンした「しらこばと水上公園ホワイトビーチ」で、4年連続のサテライト大会開催となった今大会。開催地審判員として、男子決勝戦の主審も務めた逸見氏は「開催を重ねてきたことで、運営面など、少しずつではあるが前進しているとは感じます。しかし、他県の審判員の方々に助けていただいて何とか開催できているのも事実。せっかくの素晴らしい施設なので、審判員の普及、育成も含めてうまく有効活用していきたい」と今後の抱負を語った。

 残り2戦となった「JBVサテライト品川SBAシリーズ」。次戦は第5戦岐阜大会 リューズカップが10月14日(土)、15日(日)、岐阜県海津市・長良川サービスセンターで開催される。

取材・文/田中信行
撮影/吉田亜衣

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