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NEWS/レポート

2017年10月10日(10月10日 20:01)

男子は土屋・清水ペア、女子は宮川・村上ペアが優勝。川崎市杯レポート


「第9回ビーチバレー川崎市杯」は10月7、8日、川崎マリエン(川崎市)にて行われた。男女各8チームによるシングルストーナメントで優勝が争われ、男子は、土屋宝士(オーイング)・清水啓輔(ひまわり福祉会)ペア、女子は宮川紗麻亜(フリー)・村上礼華(松山東雲女子大)ペアがカップを手にした。

撮影・取材・文/小崎仁久

土屋・清水ペア、安定の強さ

 今年度の川崎市杯は、ジャパンビーチバレーボールツアーのカテゴリーではなく、日本ビーチバレーボール連盟主催の大会として開催。同週末に大阪でAVC(アジアバーレボール連盟)アジアツアーが開かれていることもあり、有力選手の参加が少なかったが、秋のビッグイベントであることに変わりはない。特にトップシードの選手にとっては、アジアツアーへ出場できなかった悔しさとプライドから是が非でも勝ちたい大会だった。

 男子決勝は、その第1シードの土屋・清水ペアと平良伸晃(D-FORUM)・原田真緒(フリー)ペアの顔合わせ。土屋・清水ペアはここまで失セット0で、難関であった準決勝も実力者・西村晃一(WINDS)と若手のホープ・池田準平(フリー)ペアをストレートで退け、順調に勝ち上がってきた。対する平良・原田ペアも今、伸び盛りの2人。8月にはJBVサテライト平塚大会で初優勝を経験し調子は上向いている。午前中の準決勝も逆転で制し、はずみをつけて決勝に臨んだ。

 平良・原田ペアは第1セットの序盤こそついていったが、次第に突き離されていく。平良は「最初の3、4点は準決勝の勢いを持ち込めたかなと思ったが、相手はすぐに僕らの攻撃を止めてきた」と話す。対する清水も「相手の勢いでやられないように、正確なプレーを心がけた」と警戒していた。平良・原田ペアはボールを拾ってゲームを組み立てるディフェンシブなチームだが、なかなか守備が機能せずリズムが掴めない。平良は「このレベルになるとサーブもショットも精度が違う。攻撃も抜けそうなところで抜けない」と言う。第1セットを16-21で落とした。

 平良・原田ペアは準決勝では同様の状況からセットイーブンに持ち込み逆転した。「準決勝は、相手のやってくることが第1セットでわかったので、拾えばチャンスをつくれると思った」と原田は話す。しかし決勝では同じようにはいかなかった。サイドアウトも切れず、さらに離され第2セットも13-21で失った。それでも平良は「準決勝を勝ち、決勝まできたことは大きい」と手応えを感じた。

 土屋・清水ペアは一つもセットを落とすことなく優勝し、第1シードの面目を保った。清水は「しっかり勝ててよかった。アジアツアーで多くの選手が抜けているので、大会を盛り上げなくてはいけないと感じていた。緊張感、勝たなくてはいけないプレッシャーもあった」と言い「準決勝の第1セットを取れたことが大きかった(26-24)。あそこで落としていたらガラッと変わっていたので、そこで踏ん張れたのがカギだったと思う」と優勝の要因を話した。

フレッシュなパワーがさく裂

 女子決勝は第1シード、鈴木千代(クロス・ヘッド)・浦田景子(フリー)ペアと宮川・村上ペアの対戦。鈴木・浦田ペアのアップテンポの攻撃を、宮川・村上がどう止めるかが試合のポイントとなった。
 相手のスピードを止める最大の武器である村上のサーブが絶好調。村上は準決勝をフルセットまで戦い疲労から動きの悪い浦田を狙い、前へ後ろへボールを落とし徹底的に動かした。村上は「私はサーブしかできないので、それで崩していこうと思った」。

 鈴木・浦田ペアは、サーブで体勢が崩されるとトスを高く、攻撃をスローダウンせざるを得ず、その単調となってしまった攻撃は宮川・村上に読まれていた。「打ってくるコースを予測していたので拾えた部分が大きい。ディフェンスは楽になっていた」と宮川は話す。どうにか鈴木のツーアタックなどで状況を打開しようとするものの攻撃のテンポは上がらない。
 14-15と一時は1点差まで詰め寄ったが、再び村上のサービスにエースを与え、強打も止めることができず、一気に離された。第1セットを16-21で落とした。

 鈴木は「フルセットまでいった準決勝で体力を消耗した面もある」と言い、浦田は「サーブで崩れると私たちの良さが出しづらい。リスクの高いバレーをしているが、それをやり続けられればよかった」と話す。
 第2セットも村上のサーブは好調を維持。セット序盤から連続サービスエースで点数を重ね、また宮川もしっかりサイドアウトを切り、試合を掌握した。「礼華に助けられて、引っ張ってもらった」と宮川が絶賛したのはプレーだけでなく試合を読む力も。勝負どころでエースを取りにいき、自らの判断で鈴木を狙い意表をつくサーブを決めるなど大車輪の働きだった。村上が引っ張ったチームは21-12で第2セットも取り優勝を決めた。

 もともと予定していたそれぞれのパートナーは、アジアツアーへの出場が決まり、急きょ組んだ宮川と村上だが、攻守とも連携のよいプレーで第1シードを退けた。
 宮川は「礼華の力を引き出したとは思うが、私が引き出してもらった面も大きい」と言い、「ツアーではないが今シーズン初めて優勝できたのでうれしい」と話した。女子ビーチ界期待の若手、村上も「私も初優勝です!」。シーズンを締めくくるビッグ大会で、フレッシュな笑顔がはじけた。

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