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レポート
2009年5月6日(5月6日 21時00分)
第2戦東京オープン最終日。
白鳥・朝日ペア2冠、浦田・楠原ペア、初優勝!!
男子3位決定戦は、井上真弥(teamSandBlock)・仲矢靖央(teamSandBlok)ペア対畑信也(グランディア)・山本辰生(フリー)ペア戦。第1セットは仲矢のブロックが効果的に決まり、得点を重ねた井上・仲矢ペアが先取した。第2セットは、勝負所で豪快なスパイクを決めていった畑・山本ペアが、奪い返した。第3セットは両者一歩も引かない攻防が繰り広げられる中、井上の痛いスパイクミス、山本のブロックポイントで抜け出した畑・山本ペアが勝利、フルセットの戦いを制した。序盤波に乗れなかった山本は「準々決勝からずっとフルセットが続いてしんどかったけれど、気持ちを切り替えられた。今日は風が舞っていて慣れるのに時間がかかった。なかなか一緒に練習できないけど、開幕戦からいい意味で力を抜いてできている」と振り返った。
女子3位決定戦は、尾崎睦(湘南ベルマーレ)・草野歩(湘南ベルマーレ)ペア対保立沙織(フリー)・山田寿子(FOVA)ペアの対決。第1セット、両チームともに精度の高いトスからパワフルなスパイクを打ち込む展開。一進一退の攻防が続くが、草野のコースを突いた鋭いジャンプサーブを機に得点を突き放した尾崎・草野ペアが、第1セットを先取した。第2セットも勝負所で草野のサーブが炸裂、果敢にボールに食らいつき決定打を決めていった尾崎・草野ペアがストレートで勝利し3位の称号を手にした。 愛知オープンの4位から一つ順位を上げた尾崎は「昨日の7位決定戦の田中・鈴木ペア戦はいつものパターンだったら負けてしまう所を、我慢して勝つことができた。でも準決勝の西堀・浅尾ペア戦は、1セット目の出来を2セット目に引きずってしまい、我慢できなかった。今日は勝って終わることができてうれしい」と語った。 女子決勝戦は西堀健実(エスワン)・浅尾美和(エスワン)ペア対浦田聖子(MDI)・楠原千秋(フリー)ペア戦。第1セット序盤から激しいラリーが展開される中、縦横無尽にキレのいい動きでコートを死守し、強烈な強打を次々に決めていった西堀・浅尾ペアが12ー9とリード。中盤、主導権を握った西堀・浅尾ペアはミスのない安定したプレーを見せ、第1セットを制した。第2セットも第1セットの勢いそのまま、西堀・浅尾ペアのディフェンスが冴え渡り、20ー19とマッチポイントを握る。しかし、この崖っぷちの場面で浦田が体を張った好レシーブを見せ、楠原がきっちりと決めてピンチを切り抜く。そこから緊張感溢れるしのぎ合いが繰り広げられたが、22ー22の場面で楠原のサーブが炸裂。主導権を奪い返した楠原・浦田ペアは、26ー24と第2セットを奪取した。第3セットは、息を吹き返した浦田・楠原ペアのサーブが走る。浦田のブロック、楠原のレシーブが徐々に噛み合い、勝負所を次々に制し10ー6とリードを広げる。第1セット、第2セットともに精度の高いサーブレシーブ、トスを上げていた西堀・浅尾ペアだったが、終盤にきてサーブレシーブに乱れが生じ、最後は浦田のサーブが浅尾を襲う。15ー10と浦田・楠原ペアが接戦を制し今季初優勝に輝いた。
追い込まれた場面でも動じなかった楠原は「西堀・浅尾ペアは、冬場練習してきている分、上手くなっている。第1セットは相手のいいようにやられてしまったので、2セット目以降いかに崩せるかをテーマに置いた」。終盤にかけて徐々に力を発揮した浦田は「1セット目を落とした時に、ここで負けたら引退するくらいの気持ちで臨んだ。相手どうこうよりも世界に通用する大きなプレーをしようというテーマで臨んだ。前半はそれができなかったけれど、後半は余裕が出てきて意識してプレーできた。もっと早い段階で意識できるようにしたい」と反省点を挙げた。あと一歩のところでJBVツアー初優勝を逃してしまった浅尾は「千秋さんが上手いのはわかっているし、自分たちでなんとかすることができず、詰めが甘かった。開幕戦から順位も上がってきているので次の大会は勝つ気で臨む」と次なる大会に向け意気込みを語った。
男子決勝は、日本代表の白鳥勝浩・朝日健太郎(CHINTAI)ペアとオーストラリアから来日したCAREYDAN(Bond BoyZ)・KAPAISAAC(Bond BoyZ)ペア戦。昼過ぎから降り始めた雨がどんどん強くなる中、第1セット序盤から世界レベルの迫力ある攻防戦が展開される。そんな中、15ー14の場面で朝日のブロックが3連続で決まり、鉄壁のディフェンスを見せる。その後も緩急を突いた白鳥のサーブが決まり、21ー18と白鳥・朝日ペアが第1セットを先取した。第2セットは序盤から白鳥・朝日ペアのディフェンスコンビネーションがオーストラリアの攻撃を罠にはめる。オーストラリアチーム・CAREYの力強いスパイクを白鳥がことごとく拾い上げ、コートの空いている所にボールを落としていく。がっちりと主導権を握った白鳥・朝日ペアは、14ー7と大量リードを奪い、危なげなく2セット目を制しストレートで勝利、今季2勝目を挙げた。試合後のヒーローインタビューで朝日は「雨の中、難しいコンディションで外国チームとの試合、負けらないという意地があった。サーブを散らしていった効果が出た」と勝因を語った。白鳥は「女子の試合が終わっても、雨の中最後まで残って応援していただいた皆さん、ありがとうございました。男子でも熱い試合をやっているのでこれからも応援よろしくお願いします」と感謝の意を述べ、大会を締めくくった。
『ファイテンJBVツアー2009』第3戦の舞台は、宮崎県都城市。ベスト4が毎回入れ替わるし烈なJBVツアー、前半戦最後となる戦いは見逃せない。
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