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2009年5月20日(5月20日 19時30分)

『SWATCH FIVBビーチバレーワールドツアー2009日本大会』
日本チーム・予選レポート

攻撃を仕掛ける駒田 写真:RYU MAKINO/R'SPA
 5月20日(水)、大阪市北区にある中之島N4スタジアムにおいて、『SWATCH FIVBビーチバレーワールドツアー2009京阪グループ・三井住友フィナンシャルグループ日本大会』の予選が行われた。日本からは昨日の国予選を突破した4チームが出場。合計29チームが、本選に進出できる8枚の切符を懸けてしのぎを削った。
 
 日本チームの中で先陣を切ったのは、地元大阪の駒田順子(フリー)・中塚絢子(フリー)ペア。ドイツのBorger-Brink-Abelerペアと対戦したが、ドイツの高さに圧倒された駒田・中塚ペアは、第1セットを11点止まりで落とした。第2セットは、駒田の粘りのレシーブ、中塚のコースを突いたジャンプサーブが決まり、序盤8ー6とリードを奪う。しかし中盤以降、除々に高さとパワーを発揮したドイツの追撃を受け、駒田・中塚ペアはストレートで敗退した。昨年に続き、ワールドツアーに挑んだ駒田は「結果はどうあれ、昨年よりも世界の高さに対して、自分なりに考えながらプレーすることができた」。昨年のユニバ-シアード以来の国際大会を経験した中塚は「国内の試合だと作戦が単調になりやすいけど、今大会は強いチームに対していつもやらない駆け引きを思いっきり試すことができた」と敗れはしたが、収穫を挙げた。

久しぶりの国際大会に臨んだ小泉  写真:RYU MAKINO/R'SPA
  続いて、メインコートでは小泉栄子(フリー)・周藤玲美(フリー)ペアとスイスのTrüssel-Skrivan ペアの試合が行われた。小泉・周藤ペアは序盤から自滅に陥り、第1セットをあっさりと落としてしまう。しかし、第2セットは、昨年まで北京五輪出場を目指して世界と戦っていた小泉が、攻守に活躍を見せる。勝負所のブロックポイントや好レシーブを連発し、13―13と一進一退の攻防が繰り広げられた。だが、終盤において周藤のサーブレシーブが乱れ始めると、そこからスイスの高さで押し込められ、ストレート負けを喫した。久しぶりにワールドツアーに出場した小泉は「周藤の持ち味が出ていなかったので、試合の途中で叱咤した。そしたら動きがよくなってきた。それもいい経験だと思う。久しぶりの国際試合は、すごく楽しかった」。今回ワールドツアー初出場となった周藤は「最初は相手の高さにびびってしまって、何をしても決まらなかった。でもこの大会を経験したことで、もっと上手くなりたいと思ったしまた世界と戦いたいと思った」とデビュー戦を振り返った。
 
高いブロックに阻まれる草野の攻撃 写真:RYU MAKINO/R'SPA
一方、Bコートではこの試合と同時進行で、尾崎睦(湘南ベルマーレ)・草野歩(湘南ベルマーレ)ペア対オーストラリアのPalmer-Jensen ペアの試合が行われた。尾崎・草野ペアは、長身のオーストラリアと対戦。第1セット序盤から得意の強打や強いサーブが決まらず、10-4と大量リードを奪われる。中盤から尾崎の正確なショットが決まり始め、なんとか追いすがるも第1セットを失った。第2セットは、中盤まで両者一歩も譲らない展開。しかし、草野の強打がオーストラリアのブロックに立て続けに捕まり、尾崎・草野ペアはなす術なくストレートで敗れ去った。


1回戦を突破したものの、2回戦で敗れた田中(右)・鈴木(左)ペア   写真:RYU MAKINO/R'SPA
 ここまで3チームが予選敗退。日本チーム唯一、本選出場の望みを託されたのは、田中姿子(フリー)・鈴木洋美(フリー)ペア。田中・鈴木ペアは、1回戦でオーストラリアのRohkamper-Bawdenペアに快勝し、2回戦進出を決めた。2回戦の相手は、チェコのKlapalova-Petrovaペア。田中・鈴木ペアは、シード2の格上のチェコに対し、序盤から落ち着いた動きを見せ5―3とリードを奪う。しかし中盤において、田中、鈴木ともにスパイクミスを犯し得点を離され、第1セットを奪われる。第2セットも第1セットの勢いそのまま、チェコが10―5とリード。しかし、ここから田中・鈴木ペアの高さとスピードを活かしたディフェンスがかみ合い、13―13と同点に追いつく。このまま波に乗るかと思われたが、終盤において鈴木の強打がチェコのブロックに3連続で捕まり、田中・鈴木ペアはあと一歩で力尽きた。試合後、悔し涙を見せた鈴木は「いつも世界の高いブロックに対して逃げのショットを繰り返していたので、今日は攻めていこうと思った。その結果のミスなので後悔はしていない。今後はあそこで打ち切れる力をつけていきたい」と課題を延べた。敗れはしたが、攻守にキレのいい動きを見せた田中は「相手の攻撃、戦術をいち早く読み取って、相手にいいカタチで打たせないようディフェンスに組み入れることができた。考えながらできたことは収穫だった。もっともっと相手を観察して強くなりたい」と前を向いた。

  予選に出場した日本チームは、4チームともに全滅。明日の本選は、すでに出場が決定している浦田聖子(MDI)・楠原千秋(フリー)ペア、浅尾美和(エスワン)・西堀健実(エスワン)ペアが参戦する。また、ワイルドカードを獲得し本選出場が予定されていた菅山かおる(ウインズ)・溝江明香(産業能率大学)ペアは、溝江が体調不良を訴え出場を見送ることを、国際バレーボール連盟と大会実行委員会は承諾。それを受けて菅山側は、溝江の代わりに上越マリンブリーズ所属の金田洋世のエントリーを申請し、菅山・金田ペアで出場することが承認された。明日は9時から、本選の第1試合がスタートする。


※大会の詳細結果はこちら。
※写真はクリックすると拡大表示されます。

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