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NEWS/レポート

2009年5月21日(5月21日 20時00分)

『SWATCH FIVBビーチバレーワールドツアー2009日本大会』
浦田・楠原ペア、17位決定戦進出!!

ショットを仕掛ける菅山(コート奥) 写真:坂本清
 5月21日(木)、大阪市北区にある中之島N4スタジアムにおいて、『SWATCH FIVBビーチバレーワールドツアー2009京阪グループ・三井住友フィナンシャルグループ日本大会』の本選1回戦、2回戦、敗者復活の25位決定戦が開催された。全32チームが出場し日本からは、浦田聖子(MDI)・楠原千秋(フリー)ペア、西堀健実(エスワン)・浅尾美和(エスワン)ペア、菅山かおる(フリー)・金田洋世(上越マリンブリーズ)ペアの3チームが参戦した。
 
 ワールドツアー初参戦となる菅山・金田ペアは、第1試合から登場。今大会シード1として来日したブラジルの強豪・Larissa-Juliana ペアと対戦したが、ブラジルの高さとパワーに圧倒され、菅山・金田ペアはストレートで完敗した。続く敗者復活の25位決定戦では、中国のXue-Zhang ペアと対戦。中国のブロッカー・Xueは、20歳ながら北京五輪3位の経験を持つ選手。序盤から菅山・金田ペアは強打を仕掛けるが、Xueの高いブロックが覆いかぶさり、攻撃をさせてもらえない。Xue-Zhang ペアは第2セットに7連続得点を奪うなど終始主導権を握り、菅山・金田ペアは手も足も出ず敗退し25位で終えた。初の国際大会に挑んだ菅山は「何もできずに終わってしまった。世界の選手は高さが全然違うけど、強いだけではなくてプレーの正確さ、精神面の強さも違うと感じた。攻撃は決まらないけれど、強打を打っていこうと意識して挑んだし、すごく勉強になった」と振り返った。急遽この大会に出場することになった金田は「昨日1時間しか練習していないし不安はあったけれど、試合中は声を掛け合って確認することを意識していった。2試合目の中国戦は、1試合目のブラジル戦よりも思いきって攻めていくことができた」と語った。

ブロックする楠原とレシーブに入る浦田  写真:坂本清
  今大会シード9にエントリーされた浦田・楠原ペアは、1回戦でドイツのLehmann-Sudeペアと対戦。第1セットは、楠原のサーブポイントやドイツのミスに助けられ、浦田・楠原ペアが先取するが、第2セットは強烈な強打が決まり始めたドイツがセットを奪い返した。第3セット、浦田・楠原ペアはドイツの猛攻になす術なく守備面で粘りを欠き、その結果フルセットの末敗れた。
  続く25位決定戦では、中国のWang-Zuoペアと対戦。ブロッカーのWangは、昨年の北京五輪銀メダリスト。第1セットは、Wangのブロックを物ともせず、浦田がコートの空いているところにボールを落としていく。その後も浦田と楠原の切れのあるサーブが決まり、主導権を握った浦田・楠原ペアは第1セットを先取した。第2セットも浦田と楠原のディフェンスコンビネーションがかみ合い、好プレーが続出。勢いそのまま浦田・楠原ペアは、世界でもトップクラスの強豪・中国をストレートで撃破し、17位決定戦に駒を進めた。

17位決定戦に進出を決めた浦田(左)と楠原(右) 写真:坂本清
 終始ミスのない安定したプレーでチームを支えた楠原は「今大会はいいシードで出場させてもらっているので第1試合は、絶対に勝っておかないといけない試合だった。1セット目はサーブで崩せたのに2セット目以降はサーブで攻めることができず、逆に崩されてしまった。その反省を活かして、2試合目の中国戦では終始サーブで押し込むことができた」。金星を挙げた浦田は「中国チームの試合のビデオを見て研究した時にフローターサーブに弱い印象を受けたので、そこを重点的に狙っていった。途中、乱れる場面はあったけれど、千秋さんがサイドアウトを切ってくれたり、サーブポイントを決めてくれたので、楽な気持ちで戦うことができた」と勝因を語った。

ドイツの攻撃に対し、ブロックに跳ぶ西堀 写真:坂本清
 今大会推薦枠で本選出場の西堀・浅尾ペアは、午後12時からメインコートに登場。1回戦は昨日の予選で田中姿子(フリー)・鈴木洋美(フリー)ペアに勝利して本選に駒を進めてきたチェコのKlapalova - Petrovaペアと対戦した。西堀・浅尾ペアは第1セット、第2セットともに勝負所のミスが目立つ。最後まで自分たちのリズムがつかめない西堀・浅尾ペアは、ストレート負けを喫し25位決定戦にまわった。
  続く25位決定戦の相手は、現在世界ランキング1位であるドイツのGoller - Ludwigペア。第1セットは、ドイツの強いサーブを浅尾がしのぎ続け、一進一退の攻防が繰り広げられる。しかし中盤以降、Ludwigの強いサーブに苦しめられ、ここで得点を引き離したドイツが第1セットを先取。第1セットを失った西堀・浅尾ペアだが、第2セット序盤から西堀が速いトスを送り出し、浅尾がきっちりと強打を決めて、ドイツの高いブロックを交わしていく。トップランカーに対し、9―11と引き離されず応戦していた西堀・浅尾ペアだが、中盤においてドイツの強いサーブに崩され、13―17とリードを奪われる。ここから浅尾のジャンプサーブが決まるなどいい部分も垣間見られたが、西堀・浅尾ペアはドイツの高さの前に屈し、ストレートで敗退。5月初旬のワールドツアー中国大会に続き、25位で今大会を終えた。
  試合後、悔しさをにじませた浅尾は「今大会1勝して少しでも多く勝ちたかった。1試合目のチェコ戦よりも、サーブで攻めることができたけど、いいプレーが出た時に波に乗っていけたらいいのに、相手がそうさせてくれなかった」と唇を噛んだ。西堀は「世界の選手は、体格も違うしパワーの差を感じる。1試合目はトスが離れた時に、強打を打ったり厳しいコースに攻撃を仕掛けることができなかった」と反省点を述べた。

ドイツのブロッカーとネット際で争う浅尾 写真:坂本清

  日本チームの中で明日の試合に駒を進めたのは、浦田・楠原ペアの1チーム。朝9時からの17位決定戦において、田中・鈴木ペア、西堀・浅尾ペアが屈してきたチェコのKlapalova - Petrovaペアと対戦する。


※大会の詳細結果はこちら。
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