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2009年8月9日(8月9日 21時40分)

神奈川が初優勝!
実力伯仲の高校日本一決定戦!

神奈川(コート奥)対兵庫(コート手前)の決勝戦
 8月9日(日)、大阪府阪南市の箱作海水浴場ぴちぴちビーチにおいて、第8回全日本ビーチバレージュニア男子選手権が開催された。7日に予選グループ戦、8日に決勝トーナメントが行われ、ベスト8が決定。最終日は、準々決勝4試合、準決勝、決勝が行われた。
 準々決勝は、福岡県の野口貴弘・岡本佑太ペア(ともに誠修高)対京都府の田中征紀・廣野詠侍ペア(ともに福知山成美高)、兵庫県の山内洋輝・大島一成ペア(ともに尼崎産業高)対神奈川県の日名田暁・鎌田寛正ペア(公文国際学園高等部)、沖縄県の照屋考規・大城健太郎ペア(ともに北部農林高)対高知県の北井大也・渡邊龍矢ペア(ともに高知西高)、神奈川県の岸田直人・鎌田暁久ペア(公文国際学園高等部)対兵庫県の西高弘・福井孝ペア(洲本高)が激突した。

チームメイトに胴上げされる優勝した神奈川の鎌田
 レベルが均衡した戦いを制し、ベスト4に勝ち上がったのは、京都の田中・廣野ペア、神奈川の日名田・鎌田ペア、沖縄の照屋・大城ペア、兵庫の西・福井ペアの4チーム。朝から降り続いていた強い雨がやみ、迎えた準決勝。身長186cmの大型選手・大島率いる兵庫ペアをフルセットで破った日名田・鎌田ペアと、京都の田中・廣野ペアの対戦は、準々決勝の勢いそのまま、波に乗った日名田・鎌田ペアが勝利した。
 もう一つの準決勝は、沖縄の照屋・大城ペア対兵庫の西・福井ペア戦。兵庫のパワーと過去7大会中6度の優勝を誇る沖縄の上手さの対決となったが、沖縄のお株を奪う粘りを見せた兵庫が勝利し、決勝戦に駒を進めた。 

入賞チーム。左から3位の沖縄、準優勝の兵庫、優勝の神奈川、3位の京都
  神奈川の日名田・鎌田ペアと兵庫の西・福井ペアの戦いとなった決勝戦。第1セットは序盤から4ー0と日名田・鎌田ペアがリードを奪う。その後も、サーブで狙われた日名田が相手のコートをよく見て強打を要所で決めていき、日名田・鎌田ペアが21ー19と第1セットを先取した。第2セット序盤は、第1セットとは逆の展開。西・福井ペアのコースを突いた頭脳的なサーブが機能し、4ー1、12ー9と西・福井ペアがリードを奪った。しかし、この劣勢の場面で神奈川のブロッカー・鎌田はネット際でプレッシャーをかけ続け、西・福井ペアの攻撃ミスを誘う。日名田・鎌田ペアはじわじわと点数を重ね、14ー14と同点に追いつくと強気のプレーで主導権を握り、19ー17と逆転。日名田・鎌田ペアは、21ー19と第2セットを制し、日本一の座を手にした。  
 
大会優秀選手。左から日名田、大島、小泉、渡邊、福井
 初優勝に輝いた神奈川の日名田・鎌田ペアは、公文国際学園高等部に所属。チームを指揮する石川雅道監督は「参戦5年目にしてようやく日本一を掴むことができました。私たちは一年中ビーチバレーの練習をしているチーム。雨が降っても風が吹いても、どんなコンディションの中でも力を発揮できる自信はありました。どの試合も苦しい状況でしたが、選手たちはセットを取られても冷静になって、作戦を立て直していたことが大きいですね」と勝因を挙げた。

 公文国際学園中等部3年からビーチバレーを始めたという日名田・鎌田ペアは、高校生ながら、プロ選手も参戦する国内ツアーやサテライト大会にも出場し鍛錬を積んできた。安定した攻守を発揮した日名田は「リードされている場面でも弱気にならないで攻めていけた」。現在2年生の鎌田は「この日のために練習してきた。勝ててよかった」と胸を張った。


 なお、閉会式時に発表される大会優秀選手には、公文国際学園高等部の日名田(169cm)、尼崎産業高の大島(186cm)、三重県津西高の紀平類(182cm)、京都福知山成美高の小泉佑介(193cm)、高知西高の渡邊(184cm)、洲本高の福井(176cm)の6名が選ばれた。


 神奈川の初優勝で幕を閉じた高校日本一決定戦。高校生戦士たちの熱い戦いは、年々レベルアップし進化を遂げている。

※大会のレポートは、ビーチバレースタイル第3号に掲載予定です。
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