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レポート
2009年8月14日(8月14日 20時30分)
第23回ビーチバレージャパン男女大会
第1日目トピックス
昨年度の準優勝チームである青木晋平(フリー)・長谷川徳海(フリー)ペアは、1回戦、三重県代表の川田淳也・奥平翔悟ペアを21―16、21―19のストレートで下し、2回戦では兵庫県代表の備前徹・島袋康隆ペアを、21―14、21―16と、危なげない展開で駒を進めた。
しかし、青木・長谷川ペアは、今大会を最後にペアを解消することが決まっている。「実際、5月のお台場でのJBVツアー以降、一度も一緒に練習をしていません」 そう語るのは、長谷川だ。 「昨年練習を見てもらってきた桐原コーチとも離れ、5月以降は、本当に一人ですべてを考えながら、さまざまなプレーヤーたちに混ぜてもらって練習してきました。これまでは、晋平さんとキリ(桐原)さんが教えてくれることを、ただただやっていればよかった。こんな風に自分で考えるようになったのは、初めてのことです」
この期間、あえてツーブロック・ツーレシーブ練習を行い、ブロックだけでなくディフェンスの練習にも力を入れてきた。 「そうしたら、こんなブロックだと拾いやすい、反対に拾いにくいということが、明確に見えてきたんです」 練習の仕方から模索する中で掴んできたものは、自分の予想以上に大きい、と語る。 「昨日、久しぶりに晋平さんと一緒にプレーしてみたら、お互いにもっと自由にプレーができるという感覚をもてた。別々にみっちり基本的な練習をしてきたからこそ、コートの中で自由に振る舞えるって」
ペア解消が決まったことで、見えてきたものがある。今大会の青木・長谷川ペアの活躍を目に焼き付けておきたい。
ビーチバレージャパンに出場しているのは、予選を勝ち抜いてきた各都道府県代表チームのほか、昨年度の優勝、準優勝などの推薦枠での8チーム。この推薦枠には、高校選手権の優勝チーム、大学選手権の優勝チームが含まれる。
今大会、大学生チャンピオンである石川雄一郎・下越裕太ペアが本選2回戦を勝ち上がり活躍した。1回戦では、京都代表の幸福徳悟・中村成輔ペアと対戦。1セット目を14―21で落としながら2セット目は反対に21―13という大差で勝利し、最終セット15―12という激闘で勝利をもぎとった。
2回戦では、埼玉代表の脇谷正二・平井学ペアを22―20、22―20という接戦で制した。「僕らは二人ともインドアではレフトスパイカー。スウィングには自信があります。だからこそ、丁寧につなぐことを、ビーチでは心がけています。つなげば、絶対に決められるから」(石川) 「ビーチバレージャパンに出場している選手たちは、ものすごく基本的なプレーがきっちりできているというのが印象です。でも、僕らは、二人ともジャンプサーブが武器。2試合目も、途中、本当にきつかったけど、サーブで攻めたことで、ふんばれました」(下越)
明日は、ビーチバレージャパンの上位常連である、仲矢靖央・井上真弥ペアと対戦する。「ボコボコにやられないように、一つずつ攻めていきたい」(下越) 「やっぱり白鳥・朝日ペアと対戦してみたいです。北京五輪9位の実力者たちにどれだけ僕らがくいついていけるか。すべてはチャレンジです」(石川)
初の男女大会となった今大会、女子は8チームが出場し、本日の最終ゲームとなったのが、新ペアの小泉栄子・菅山かおるペア対今季からペアを組んでいる田中姿子・鈴木洋美ペア。結果は16―21、16―21で田中・鈴木ペアが勝ち進んだ。
「菅山さんから、ぜひ、とお誘いを受けて、今大会に出場しました。が、実際には、右ヒザに水がたまってしまっていて、ヒザも90度に曲げられないし満足にジャンプもできない状態。こんな状態で出場すれば菅山さんの足を引っ張ってしまうので、本来なら出場することも申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、出るからには、必死でボールにくらいついていきます」。
試合直前にそう語った小泉の右ひざは、はた目から見てもわかるくらいに腫れていた。そんな状態ながらも、小泉・菅山ペアはレシーブの巧さでは、他のチームにひけをとらない。正確なサーブレシーブから菅山の強打を打ち込む場面も見られたが、田中のサーブや鈴木の高いブロック、スパイクに阻まれた。
「ミスの多さが敗因でした」(菅山)
「いいところもたくさんあった。明日勝ち残れば、まだまだチャンスはあります」(小泉)
女子は、ほかに浅尾美和(エスワン)・西堀健実(エスワン)ペア、浦田聖子(MDI)・楠原千秋(フリー)ペア、尾崎睦(湘南ベルマーレ)・草野歩(湘南ベルマーレ)ペアが、それぞれ1回戦を勝ち上がった。 明日の第1試合目は、9時からスタート。日本一の栄冠を懸けて、激しい戦いが繰り広げられる。
(取材・文/宮崎恵理)
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