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レポート
2009年8月17日(8月17日 16時30分)
兵庫県の淡路三原高が念願の初優勝!
高校女子ビーチバレー日本一決定戦!
準々決勝は、京都府の吉見紗貴子・山下留奈ペア(ともに福知山成美高)対東京都の飯村亜理沙・仲田夏実ペア(ともに共栄学園)、兵庫県の福田千奈美・杉本佳奈美ペア(ともに兵庫県立淡路三原高)対愛知県の水野遥・各務百恵ペア(ともに名古屋市立西陵高)、京都府の山本成美・中野志穂ペア(ともに福知山成美高)対兵庫県の藤原奈月・杉浦可奈ペア(とみの兵庫県立神戸甲北高)、兵庫県の寺西麻実・金井歩美ペア(ともに姫路市立琴丘高)対愛知県の原万里菜・堀場琴乃ペア(ともに名古屋市立西陵高)が激突した。 準々決勝は、すべての試合がフルセットまでもつれる接戦となった。そんなレベルが均衡した戦いを制し、ベスト4に勝ち上がったのは、東京の飯村・仲田ペア、兵庫の福田・杉本ペア、京都の山本・中野ペア、愛知の原・堀場ペアの4チームだ。
マドンナカップの常連校が勝ち進み、迎えた準決勝。今年で3度目の出場となる兵庫の福田・杉本ペアと、強豪の東京の飯村・仲田ペアの対戦は、飯村・仲田ペアの勢いのある攻撃を見事に封じ込め、リズムに乗った福田・杉本ペアが2セットを連取し勝利した。
もう一つの準決勝は、京都の山本・中野ペアと、愛知の原・堀場ペアの対戦。ユース世代の日本代表の山本と、昨年のベスト8経験者の中野を有する京都が、小柄な原・堀場ペアの巧みな攻撃が弱気になったところを見逃さず点差を広げて勝利し、決勝に駒を進めた。
決勝戦は、兵庫の福田・杉本ペアと京都の山本・中野ペアの関西勢同士の戦いとなった。第1セットの序盤から7ー7と、両ペアとも譲らない展開。その後、山本・中野ペアの強打を福田・杉本ペアが粘り強いレシーブから得点につなげ、15ー9、18ー12とリードを奪う。その後も、得意のサーブから得点を重ね兵庫の福田・杉本ペアが21ー14と第1セットを先取した。第2セットの序盤は、第1セットの勢いのまま兵庫の福田・杉本ペアが7—0とリードを奪う展開。9ー4、14ー8と山本・中野ペアも、力強いスウィングから得点を重ね粘りを見せる。しかし、その後も福田・杉本ペアが、サーブから自分たちのリズムを崩さず安定してリードを奪い続け、21ー12と第2セットも制し、念願の日本一の座を手にした。
初優勝に輝いた兵庫の福田・杉本ペアは、兵庫県立淡路三原高等学校に所属。1年時から2人でペアを組み、マドンナカップに出場してきた。過去2大会ではともにベスト16止まり。3度目の出場で、ついに初優勝を成し遂げた。
チームを指揮する栗林達也監督は「持てる以上の力を出せた感じ。チームの特徴であるサーブから得点につながったのがよかった。過去2年間は自滅から負けにつながってしまっていた。今年は、県予選からミスが少なく、他校を寄せ付けなかった。また、同じペアで3年目ということもあり、経験があったことが大きかった。3年目ということで、今年は日本一を狙っていました」と過去2大会から成長した今大会を振り返った。
高校1年時からペアを組む福田・杉本ペアは、勝利を応援してくれたみんなのおかげと優勝を振り返った。優勝を3度目の正直と話す福田は「嫌なところを攻められた中で、長いコースの打ち分けが上手くできた。空いているコースを上手く狙えた」。また、同じペアで3年間やれて良かったと話す杉本は「ミスが減ったことが良かった。レシーブから上手くつなぐことができた。過去、準優勝した姉を越えることができてよかった」と誇らしげに語った。
また、閉会式時に発表される大会優秀選手には、名古屋市立西陵高の水野遥(170cm)、共栄学園の仲田夏実(170cm)、姫路市立琴丘高の寺西麻実(173cm)、兵庫県立淡路三原高の福田千奈美(169cm)、兵庫県立淡路三原高の杉本佳奈美(161cm)、福知山成美高の山本成美(172cm)の6名が選ばれた。 兵庫県立淡路三原高の初優勝で幕を閉じた高校女子ビーチバレー日本一決定戦。各校が年々レベルアップし実力が均衡する中、女子選手たちの熱い戦いが繰り広げられた。
(取材・文/坂東塁)
※大会の詳細レポートは、ビーチバレースタイル第3号において掲載予定です。
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