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NEWS/レポート

2009年8月28日(8月28日 19時27分)

第4戦東京オープン1日目
西堀健実・浅尾美和ペア、苦しいスタート

西堀健実のサーブ
 8月28日(金)、東京都港区・お台場海浜公園にて、『ファイテンJBVツアー2009』第4戦東京オープン第1日目が開催された。女子では、浦田聖子(MDI)・楠原千秋(フリー)ペア、田中姿子(フリー)・鈴木洋美(フリー)ペア、尾崎睦(湘南ベルマーレサテライト)・草野歩(湘南ベルマーレサテライト)ペアなど上位シードチームが順当に勝ち進み3回戦進出を決めた。
 一方で、先週の『ビーチバレージャパンレディース』で4位と不本意な結果に終わった西堀健実(エス・ワン)・浅尾美和(エス・ワン)ペアは苦しい立ち上がりとなった。

西堀・浅尾ペアに勝利した村上選手(左)と金田選手(右)
 西堀・浅尾ペアに立ちはだかったのは、『ビーチバレージャパンレディース』で7位にランクインした金田・村上ペア。第1セットは、序盤から西堀・浅尾ペアのミスが目立つ展開となった。その後も、「相手のサーブが入らなくてよかったし、助けられた。」と金田・村上ペアが話すように、浅尾・西堀ペアのサーブミスが得点につながり、第1セットは21-19と金田・村上ペアが奪った。
  続いて第2セットは、序盤から両ペアとも譲らない展開となった。しかし、ゲーム中盤以降は、西堀・浅尾ペアのミスから流れを掴んだ金田・村上ペアが試合をリード。その後も、西堀・浅尾ペアの強烈なスパイクを粘り強いレシーブから得点につなげると勢いに乗り、21-13と第2セットを奪い大金星を挙げた。 勝利した金田・村上ペアは、「サーブから相手を崩していこうと思った。相手のミスに助けられた」と試合を振り返った。また、先週の『ビーチバレージャパンレディース』について、「この大会が自分たちにとって大きかった。先週の大会で、負けている場面から逆転できたことで自信になった。そこから気持ちに余裕が生まれた」と語った。試合の中で成長しているという金田・村上ペアは、「常に試合では、チャレンジャー精神を忘れず、攻めていきたい」と今大会での活躍を誓った。 2回戦で負けた西堀・浅尾ペアは、9位決定戦(敗者復活戦)にまわり、セットカウント2―0で大場しほこ(フリー)・廣田みな子(フリー)ペアを破り、明日へ望みをつなげた。

長谷川選手(左)と西村選手(右)
 男子では、西村晃一(WINDS)のパートナー・今井啓介(WINDS)がケガで欠場というアクシデントが起きた。今井は、前日の練習中に古傷のある右足首をはく離骨折し、歩くのも困難な状態だという。西村・今井ペアは、大会規定によりケガによる選手交代を行い、今井の代役として長谷川徳海(フリー)が出場することになった。長谷川はJBVツアー前半戦、ビーチバレージャパンを青木晋平(フリー)と戦っていたが、その後ペアを解消。固定のパートーナーがみつからない状態だったが、急きょ出場機会が巡ってきた。  2回戦で西村・長谷川ペアと対戦したのは、奇しくも長谷川の元パートナー・青木と、V・プレミアリーグのNECの休部に伴い転向した日高裕次郎(フリー)のペア。青木・日高ペアとしては今大会が初のJBVツアー本選となるが、1回戦で、山室宏徳(フリー)・渡辺有人(FOVAペア)を一蹴し、上向き調子のまま、西村・長谷川ペアの対戦となった。 いざ試合が始まると西村・長谷川ペアが主導権を握った。西村の強打レシーブ、長谷川のブロックが冴え、7―1と一気にリード。たまらず青木・日高ペアはタイムを要求。しかし、流れを変えることはできず、その後も一方的な展開。西村・長谷川ペアは21―9と第1セット目を圧勝した。

  青木選手のレシーブ
 続く第2セットも、西村・長谷川ペアのペース。青木・日高ペアは、青木が粘りのレシーブを見せ、日高が持ち味のパワフルな強打を決める場面もあったが、反撃の糸口を掴むには至らず。21―11と2セット目も西村・長谷川ペア奪取し、ストレートで勝利した。  試合後、西村は「長谷川は指示したことを全てこなしてくれた。ほぼノーミス。非常にやりやすい選手」と称えれば、長谷川は「西村さんが細かい指示をしてくれたのでやりやすかった。西村さんのレシーブはただ上げるだけでなく、次の選手のことを考え、コントロールしてくれているので、セットが上げやすかった」とコメント。急造ペアながら、早くも息ぴったり。明日からは強豪チームとの対戦が控えているが、今大会台風の目となるか、期待したい。

(取材・文/坂東塁)

  サーブの構えに入る朝日選手


※大会の詳細結果はこちら
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