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NEWS/レポート

2009年8月29日(8月29日 21時30分)

尾崎・草野ペア、西村・長谷川ペア。
今季初のファイナル進出、決める!!

今大会、5位に終わった浅尾
写真/胡多巻
 8月29日(土)、東京都港区・お台場海浜公園にて、『ファイテンJBVツアー2009』第4戦東京オープン第2日目が開催された。気温30度を超える炎天下のビーチで、3回戦、7位決定戦、5位決定戦、準決勝がそれぞれ行われた。


 初日、苦しいスタートを切った西堀健実(エスワン)・浅尾美和(エスワン)ペアは、5位決定戦で尾崎睦(湘南ベルマーレ)・草野歩(湘南ベルマーレ)ペアと対戦。序盤から、昨日に続き動きにキレが見られない西堀・浅尾ペアは、4─8とリードを奪われ、尾崎・草野ペアが第1セットを先取した。第2セットも草野のサーブが、西堀・浅尾ペアを襲う。7─11と引き離された西堀・浅尾ペアは、中盤以降も主導権を握ることができず、ストレートで敗退した。
 ビーチバレージャパンレディースの4位から一つ順位を下げて大会を終えた浅尾は、「日本代表としてワールドツアーに参戦しているのに、こういう結果になってしまって他のビーチバレーをやっている選手に失礼。また一からやりなおし。これからは、はずかしい結果にならないようにしたい」と唇を噛んだ。終始、いまひとつ元気が見られなかった西堀は「今までできていたことが、できなくなってしまうのは自分たち次第。自分たちの力をコンスタントに発揮できるように心懸けたい」と課題を挙げた。西堀・浅尾ペアは、これまで出場してきたJBVツアーの東京オープンにおいて、初めてベスト4に残れない結果に終わった。

初の決勝戦に挑む草野と尾崎
写真/胡多巻
 5位決定戦で勝利した尾崎・草野ペアは、準決勝においてビーチバレージャパンレディース優勝者の田中姿子(フリー)・鈴木洋美(フリー)ペアと対戦した。
 第1セットは、尾崎、草野のサーブが走り、田中・鈴木ペアのサーブレシーブが総崩れ。相手の隙を狙い一気に攻め込んだ尾崎・草野ペアが、田中・鈴木ペアを9点に押さえ、第1セットを先取した。第2セットは、一進一退の攻防戦。ようやく息を吹き返した田中・鈴木ペアは、持ち前の高さを活かしたプレーが出始める。しかし終盤において、得意の粘りでラリーをモノにした尾崎・草野ペアが接戦を抜け出し、第2セットも連取。自身初となる決勝進出を決めた。
 尾崎・草野ペアは、前週のビーチバレージャパンレディースでも、西堀・浅尾ペアを下し3位に輝くなど、成績は右肩上がりだ。一つ階段を上った草野は、「先週、西堀・浅尾ペアに2勝したことで、自信になった。『勝ち方』がわかったような気がする。今までは経験したことがなかった見えない部分があって不安だった。けど、こうすれば勝てるというのが、だんだんわかってきた」と勝因を挙げた。
  大学を卒業してプロを目指す若手が、参戦2年目でファイナル進出を果たしたのは、稀にみる快挙だ。尾崎は「明日は、今日負けた浦田・楠原ペアと対戦するけど、その時に出た課題を修正して勝てるように臨みたい」と初優勝に向けて意気込みを語った。

急造ペアながら決勝進出を決めた長谷川と西村
写真/胡多巻
 男子は、第1シードの白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)・朝日健太郎(CHINTAI)ペア、第3シードの井上真弥(teamSandBlock)・仲矢靖央(teamSandBlock)ペアが準決勝で顔を合わせた。ディフェンディングチャンピオンの白鳥・朝日ペアは、第1セット序盤から王者の貫禄を見せつけ、ストレート勝利で決勝進出を決めた。
 一方、急造ペアとして今大会挑んでいる西村晃一(WINDS)・長谷川徳海(フリー)ペアは、2回戦で白鳥・朝日ペアに敗れたものの、敗者復活戦を順当に勝ち上がり、準決勝で第2シードの畑信也(グランディア)・山本辰生(フリー)ペアと対戦した。
 第1セットは、ミスのない安定したプレーが際立った西村・長谷川ペアが、先取した。第2セットは、徐々にリズムを掴み始めた畑・山本ペアが、接戦をモノにした。運命の第3セットは、10─10と両者一歩も譲らない攻防戦が繰り広げられる。しかし、急造ペアと思えないほどのディフェンスの連携を見せた西村・長谷川ペアは、次々に勝負所のラリーを制し、14─11と抜け出すと激戦にピリオドを打った。
 今季初となるファイナル進出を決めた長谷川は、「西村さんは、僕の中学時代のスーパースター。そんな人とペアを組めるということで、この3日間はビーチバレーを楽しもうと思っていた。それが実現できてうれしい」と顔をほころばせた。長谷川よりも10歳上の西村も、今季は初のファイナル進出。明日の白鳥・朝日ペアとの決勝戦に向け、「朝日は、本当にいいブロッカー。トスが近いと手が前に出てくるので、いかに高いブロックを交わせるかが鍵」と勝つためのポイントを語った。

  気合いの入ったプレーで観客を沸かせた畑
写真/胡多巻
  明日は、朝10時から男子3位決定戦(井上・仲矢ペア対畑・山本ペア)、女子3位決定戦 (保立・山田対鈴木・田中ペア)、14時から女子決勝 (浦田・楠原対尾崎・草野ペア)、男子決勝(白鳥・朝日ペア対長谷川・西村ペア)、それぞれ4試合が行われる。
 今大会は、今シーズン関東圏で行われる最後の戦い。そのフィナーレとして、最高の盛り上がりを期待したい。

(取材・文/編集部)



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