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レポート
2009年9月4日(9月4日 21時00分)
JBVツアー最終戦!!
生き残りを懸けた注目の試合
男子において負けなしで明日の3回戦に駒を進めたのは、白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)・朝日健太郎(CHINTAI)ペア、畑信也(グランディア)・山本辰生(フリー)ペア、井上真弥(teamSandBlock)・仲矢靖央(teamSandBlock)ペア、渡辺有人(FOVA)・安田和男(KILALA)ペアの4チーム。
中でも注目したいのは、2回戦で青木晋平(フリー)・日高裕次郎(フリー)ペアをフルセットの末、勝利した渡辺・安田ペアだ。渡辺の練習拠点は神奈川、安田は山口という遠距離ペアだが、昨季から5回目の出場となる今大会で金星を挙げた。
終盤の勝負所で、2本のブロックポイントを決め、青木・日高ペアを一気に突き放すきっかけを作った安田は「岡山は山口に近いのでここはホームのようなもの。友人に声援を送ってもらい、すごく力になったし楽しくできた」と喜びを語った。パートナーの渡辺も「昨年は惜しいところで勝てなくて悔いが残っていた。安田さんは体幹がしっかりしているので空中で崩れない。ブロッカーの僕の目からみてもしっかりしたブロックだった」と勝因を振り返った。
一方、敗者復活戦となる9位決定戦では、ベテラン陣が奮闘し、大いに会場を盛り上げた。
最年長である42歳の高尾和行(KYUBA)と久末正和(お台場ビーチフレンズ)のペアは、ビーチバレージャパン5位という実績を持つ、強豪の脇谷正二(teamSandBlock)・平井学(KLB)ペアをストレートで下し、7位決定戦に進出。大ベテランが吠えた。
同じく9位決定戦で、高尾に次ぐ35歳のベテラン・堀内琢也(フリー)と若手の長谷川徳海(フリー)ペアは、青木・日高ペアと対戦した。
フルセットまでもつれこんだこの戦いは、第3セットも両者一歩も譲らない激しい攻防戦が繰り広げられる。デュースに入っても、マッチポイントの奪い合い。青木が強烈なジャンプサーブを決めれば、長谷川もブロックを決めるなど、元ペア同士が火花を散らす。しかし、19―19の場面。堀内のジャンプサーブが青木を襲い、長谷川が青木のスパイクをシャットアウト。20―19とマッチポイントを握った堀内・長谷川ペアは、次のラリーも長谷川のブロックポイントで締めくくり、大激戦をモノにした。
最後までベテランの意地を見せ、勝利した堀内は、「長谷川が遠慮しているのがわかったので、なんとか乗らせようとその都度、声を出すようにした。終盤、思いっきりジャンプサーブを打っていき、攻めている姿勢を相手に見せ、プレッシャーをかけることができた」と、試合を振り返った。
ベテランに支えられながら、勝負所でファインプレーを見せた長谷川は「ビーチバレージャパンのときに組んでいたこともあり、いつも晋平さんのことを考えていたので、向こうのやってくることが予想できた部分もあった。自分のトスが未熟にもかかわらず、堀内さんは駆け引きを取り入れたラインショット、カットショットを打ち、よく決めてくれた。勉強になった」とベテランの偉大さを語った。
一方の女子で無傷のまま、明日の3回戦に駒を進めたのは、楠原千秋(フリー)・浦田聖子(MDI)ペア、田中姿子(フリー)・鈴木洋美(フリー)ペア、尾崎睦(湘南ベルマーレサテライト)・草野歩(湘南ベルマーレサテライト)ペア、西堀健実(エスワン)・浅尾美和(エスワン)ペアだ。
前週に行われた第4戦東京オープンで、5位に終わった西堀・浅尾ペアは、1回戦で中村裕子(BELLONA)・住田清子(フリー)ペアを破り、駒を進めてきた小泉栄子(フリー)・周藤玲美(フリー)ペアと対戦。「先週は結果ばかり追い求めて体が動かず、楽しむことを忘れていた。原点に戻ろうと思った」と浅尾が語るように、西堀・浅尾ペアは先週垣間見ることがなかったハツラツな表情、チームプレーで試合を進めていく。浅尾のサーブポイント、西堀のブロックポイントも随所に飛び出し、第1セット、第2セットともに危なげない試合運びで勝利した。
3回戦は、東京オープンで破れた尾崎・草野ペアと再び顔を合わせることになる。西堀は「チームの調子は下降気味だったけれど、それがあったから上にいけたというステップ材料にしたい」と気を引き締めた。
明日は、朝9時から3回戦が行われる。JBVツアー最終戦となる今大会。ファイナルへの切符を掴むのは、いったいどのチームか?! 熱戦を期待したい。
(撮影・文/編集部)
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