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NEWS/レポート

2009年9月20日(9月20日 20時30分)

『ふくいカップ』ベスト4出揃う!!
壮絶なる下克上の戦い

ベスト4に進出した青木・兼城ペア(コート奥)
 9月20日(日)から福井県おおい町において、『ふくいカップJBVグランドスラムおおい大会』が開催された。2日目となった今日は、3回戦、敗者復活9位決定戦、7位決定戦、5位決定戦、準決勝が行われ、ベスト4並びに決勝進出チームが決まった。


 男子においてベスト4に進出したのは、白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)・朝日健太郎(CHINTAI)ペア、仲矢靖央(teamSandBlock)・井上真弥(teamSandBlock)ペア、畑信也(グランディア)・山本辰生(フリー)ペア、青木晋平(フリー)・兼城修(OBV)ペア。 その中で、白鳥・朝日ペアと畑・山本ペアが、それぞれ決勝進出を決めた。

  初日から好調ぶりをみせていた青木・兼城ペアは、5位決定戦で西村晃一(WINDS)・今井啓介(WINDS)ペアをストレートで下し、快進撃を巻き起こした。
  準決勝で畑・山本ペアに敗れはしたが、最終日に駒を進めた青木は「兼城さんは、状況判断が早くて、基本技術もしっかりしている選手。だから、プレーのイメージもしやすく、ボールをつなげることができる。急造チームのよさは、特徴を相手に知られていないので勢いをつけやすい。勝って当然の結果だと思う」と、ここまで勝ち上がってきた勝因を挙げた。





初のペアで5位となった長谷川・森岡ペア(コート奥)
 また、青木・兼城ペア同様、今大会急造ペアで挑んだ長谷川徳海(フリー)・森岡大生(BTOC)ペアは、5位決定戦で仲矢・井上ペアにフルセットゲームを展開するも、今大会を5位で終えた。
 今季、出場したJBVツアーですべて予選敗退に終わっていながらも、グランドスラムで躍進を果たした森岡は、「大会一週間前に初めて合わせたときに、手応えは感じた。この大会は自分にとって、上にいけるチャンスだと思った」。
  ビーチバレージャパンから4大会連続、違うパートナーと出場している長谷川も、「森岡さんとのコンビネーションはすごく合っていた。最後の試合は、風の中トスがぶれてしまい、決めきれなかったのが敗因。それでもいろんな人とペアを組むとその都度、勉強になる」と今大会の収穫を語った。


ビーチバレージャパンレディース以来、決勝進出を決めた田中・鈴木ペア
 
  女子は、浦田聖子(MDI)・楠原千秋(フリー)ペア、西堀健実(エスワン)・浅尾美和(エスワン)ペア、田中姿子(フリー)・鈴木洋美(フリー)ペア、尾崎睦(湘南ベルマーレサテライト)・草野歩(湘南ベルマーレサテライト)ペアが準決勝まで勝ち進み、それぞれしのぎを削った。

 準決勝第1試合目は、尾崎・草野ペア対浦田・楠原ペア戦。5位決定戦で草野が左足首を負傷し、アクシデントに見舞われた尾崎・草野ペアだが、「ジャンプサーブが打てなかったので、フローターサーブを打っていったら、それがいい方向にいった」と草野。サーブとディフェンスが噛み合い、持ち前の粘りを発揮。尾崎・草野ペアは、フルセットの激戦を制し、3大会連続で決勝進出を果たした。浦田・楠原ペアは、今季出場したすべての国内大会において、決勝進出を果たしてきたが、今大会その記録は潰えた。
 準決勝第2試合は、田中・鈴木ペア対西堀・浅尾ペア戦。「前回対戦したときには、自分の高さを利用されて負けてしまったので、今日は必死にボールに食らいついていった」と鈴木が話すように、田中・鈴木ペアは、西堀・浅尾ペアの緩急のつけた攻撃を縦横無尽に拾い上げ、勝負所で得点を重ねていく。追いすがる西堀・浅尾ペアを振り切り、ストレートで勝利。優勝を飾ったビーチバレージャパンレディース以来、久方ぶりに決勝進出を決めた。  



5位となった駒田・中塚ペア

 一方、今大会躍進を遂げたのは、小泉栄子(フリー)・菅山かおる(WINDS)ペア、駒田順子(ポイント)・中塚絢子(MARUSAN)ペアの2チームだ。
  小泉・菅山ペアは、9位決定戦、7位決定戦ともにフルセットの接戦に持ち込んだが、あと一歩のところで惜敗。自己最高の7位タイという結果を残した菅山は、「試合をやるごとに自分が成長していると感じた大会だった。負けたけど、今日は2勝してよかった」と振り返った。
  パートナーの小泉も、「菅山は一回言ったことはできるようになるし、固定のパートナーと経験を積み上げていけば、必ず成績を残せる選手」と及第点をつけた。菅山は今後、浦田景子(teamSandBlock/3RDWARE/Flojos)とペアを組み、ワールドツアーに参戦する予定だという。


 5位にランクインした駒田・中塚ペアは、「爆風に少しでも慣れるために、早朝から2時間ほど、パス練習をやっといたのが大きかった」と駒田。相手のミスを誘う安定したプレーが光り、三木庸子(フリー)・松山紘子(teamSandBlock)ペア、松村美由紀(新潟信愛病院)・渡邉桂(北越銀行)ペアを下し、JBVツアー第2戦以来、5位の称号を手にし最後の最後に意地を見せた。


 壮絶なる下克上の戦いが繰り広げられている今大会。今季の総決算となるグランドフィナーレを飾るのは、どのチームか?! 最後の栄冠を争う火花散る戦いに注目だ。


(撮影・文/編集部)



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