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レポート
2009年9月30日(9月30日 27時00分)
男子は神奈川、女子は新潟が優勝!!
トキめき新潟国体、決勝レポート
女子決勝は、地元・新潟(金田・村上)と神奈川(山田・川越)の対決。
地元の大応援団に見守られる中、序盤から落ち着きを払ったプレーで新潟が7ー2とリード。その勢いそのまま、神奈川を11点に押さえ、新潟が第1セットを先取した。
第2セットも新潟は攻撃の手を休めない。多くの観客がどよめくほどの金田の強烈なジャンプサーブが神奈川を襲い、コートに突き刺さる。その高速サーブに対して、神奈川は体制を崩しながらツー攻撃で応戦するが、新潟は確実にレシーブ、スパイクを決めていき17ー11と得点差を広げていく。金田のジャンプサーブでマッチポイントを握った新潟は、このセットも神奈川を12点で押さえ、ストレート勝利で優勝を決めた。
今大会隙のない強さを見せた新潟は、失セット0の完全優勝。試合後インタビューに応えた村上は「上越マリンブリーズの一員として活動してきて、地元の皆さんにサポートしていただき応援していただいた。地域密着のチームとしてやってきたことがカタチとなって表れたし、他の地域にはないよさが出たと思う」。
うれし涙を見せた金田も「地元の皆さんの協力があってこそ、活動してこられた。結果を残すことが一番の恩返しだと思っていたし、達成することができた」と声を震わせた。
金田と村上率いる上越マリンブリーズは、国体後も上越の地で活動を続け、新メンバーも加入する予定だ。
男子決勝は、神奈川(白鳥・朝日)と、優勝候補の一角に挙げられていた兵庫(山本・木村)をフルセットの末下し、勝ち上がってきた沖縄の対決となった。
第1セットは、「相手に勢いがあったし、自分たちは後手にまわってしまい、やってはいけないミスをしてしまった」と白鳥が話すように、沖縄は序盤から14ー12とリードを奪う。しかし、朝日のブロックポイントで16ー15と逆転に成功し、神奈川が追撃を見せ始めるが、この緊迫した場面。「相手は格上のブロッカーとレシーバー。チャレンジャー精神で挑み、一切迷わないようにプレーした」という浜川が朝日のブロック前にしても、精巧なショットでかわしていく。逆に、神奈川は朝日のスパイクミス、サーブレシーブミスで20ー18と沖縄がセットポイントを握ると、次のラリーで白鳥の前方のショットを兼城が拾い、そこから強烈なスパイクを決め、無敵の王者から第1セットを先取した。
第2セットは序盤から神奈川の猛攻を受けた沖縄のミスが目立ち、神奈川が沖縄を10点に押さえて、勝負は第3セットにもつれ込んだ。
第3セットは、6ー6と一進一退の攻防戦。ここからなんとか粘りを見せたい沖縄だったが、中盤以降、ミスが響き、神奈川が10─7とリード。このリードを守りきった神奈川が、日本一の栄冠を手にした。
優勝したものの、セットを奪われ辛勝という結果となった神奈川。白鳥は、「やらなければいけないことができていなかった。世界で勝つためには、もっとトライしていかないといけない。意識を変えていかないと世界では勝てない」と語った。
JBVグランドスラム大会に続き、大健闘を果たした沖縄の兼城は、「フルセットの試合を制してきて、試合をこなすたびによくなっていった。いい流れだった。子供たちに応援してもらって、国体ならではの楽しさを感じた」と満足気に語った。
国体において、3年ぶりに開催されたビーチバレー競技。次なる開催は、4年後の2013年の東京国体での開催が予定されている。
公開競技として認定されていないものの、「関係者の方の話によるとこれまでの大会の中で一番盛り上がっていると聞いた」と村上が話すように、過去4回(大阪、静岡、岡山、兵庫)に渡って開催されてきた実績と昨今のビーチバレーへの注目度も含め、過去最高の盛り上がりを見せた。観客はビーチバレーの醍醐味を目にし、大いに沸いた3日間だった。
(撮影・文/編集部)
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