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レポート
2009年11月18日(11月18日 19時00分)
西堀・浅尾ペア、ペア解消。
記者会見で胸の内を明かす──
それに伴い、11月18日(水)。都内某所にて、所属事務所のエスワン代表取締役社長の曽根康浩氏、西堀、浅尾両選手による記者会見が行われ、胸の内を明かした。
ペアの解消を決めたのは、11月初旬に開催されたワールドツアータイオープンを終えて帰国後、「お互い思っていることがわかるので、試合が終わって自然にそういう話になりました」と浅尾。現在のところ、西堀、浅尾ともに新パートナーは未定で、「いろいろな人と話をしてみたい」(西堀)と今後模索していく予定だ。
ここでは、本日行われた記者会見での全貌をお届けする。
新しい可能性を求めて
──ペア解消を決めるまでの経緯は?西堀 ペア解散の話が出たのは、ワールドツアータイオープンが終わって帰国した後。二人で話しあって、そのあと社長、スタッフと話し合って、解散という経緯に至りました。
──解散することになった大きな理由は?
浅尾 タケ(西堀)さんと5年間やってきて今後の可能性を考えたときに、お互い違うペアとやってみたら、もっともっとお互いに成長できるんじゃないかと思い、それを確かめたいと思いました。確かめるなら、ロンドンまで2年半ある今だと思い、今日の決断になりました。ステップアップするには、それが一番いいと思うし、5年間も一緒にやってきたので、タケさんの考えていることがわかる分、二人の中に甘えがあったんじゃないかと思います。
──ビーチバレージャパンでは優勝しましたが、国内ツアーで一度も優勝できなかったというのも、解散の理由に挙げられますか?
西堀 ずっと一緒に組んできて結果を出せなかった、というのも原因の一つです。
──今後について、話し合いをする中、継続するという選択肢はなかったのですか?
浅尾 二人とも、ロンドンに行きたいという気持ちがある中、新しい可能性にかけてみたい、という考えが頭にある。動かないであとあと後悔したくないので、少しでもそう思えるなら、新しいことにチャレンジしようと思いました。
──ロンドン五輪に行きたい、という気持ちが大きな理由、ということですね?
西堀・浅尾 (声をそろえて)はい!
理想のパートナー像
──曽根代表にお聞きしますが、新しいペアは決まっているのでしょうか?曽根 いいえ。他の選手たちも、まさか西堀と浅尾がペアを解消すると思っておらず、一昨日の報道で知ったと思いますので、他のところから打診がなければ、うちのチームからもしていないので、まだ新ペアは決まっていません。
──今後、ペアを決めるにあたり、周囲からオファーがくるか、自分たちで動くか、その二通りになりますか?
曽根 会社で動くというよりも、選手本人たちのプレースタイルもありますし、それぞれのプレースタイルに合ったペアでいかなければいけない。私のほうで、この選手、というのではなく、選手たちの希望に沿って話を重ねていきたいと思います。
──選手にお聞きしたいのですが、パートナーを探すにあたって相手に求めるものは?
西堀 やっぱり一番はロンドン五輪に対する気持ち。自分のプレースタイルに合っていることもそうですが、自分の力を引き出してもらって、私自身も相手の力を引き出せる人と組んでみたいです。
浅尾 私もそうですね。ずっとタケさんと組んでワンレシーブでやってきたので、そのカタチは崩したくない。私自身、もっとパートナーを活かせるように、自分も成長していきたいし、そういう人と組んでみたいです。 ──具体的に国内のビーチバレー選手、インドアバレーの選手の中で理想の選手はいますか?
西堀 まだ全然決まっていないので、わからないです。いろんな人と話もしてみたいですし。
浅尾 これからです。まず、記者発表が終わってから動き出そうと思っているので。
──いつ頃までにパートナーを決めたいという目安はありますか?
浅尾 私もいろんな人と話もしたいですけど、早いほうがいいので早く決めたいですね。
これからはライバル
──今後の練習体制は?曽根 今回、ペア解消ということでチームも解散になりますので、これまで指導していた渡辺聡コーチも離れます。新しいチームができた上で、そのチームに合ったコーチも探したいと思いますし、新体制をきっちりと決めていきます。練習に関しては、それぞれのペアで練習するカタチになると思います。
──今後は、お互いライバルになると思いますが、イメージできていますか?
浅尾 やっぱりイヤですね(笑)。長く組んできたので、タケさんは私の癖もすべてわかっていると思うんですよ。いいライバルになりたいですし、それ以外でも仲がいいのは変わらないと思います。どうですか? タケさん。
西堀 はい、そう思います。
──二人で過ごしてきた中で一番の思い出は?
西堀 そうですね。ちょうど私がビーチバレーを始めて、半年くらい遅れて浅尾がビーチにきたんですけど、そこから浅尾人気は年々すごくなっていっているなと感じます。思い出はいっぱいありすぎるんですけど、今年、優勝したことです。
浅尾 ずっと一緒にいたので、たくさんあるんですけど。やっぱり北京五輪が終わって、出場という目標が達成できなくて、そのときにお互い励ましあって、ここまでこられたのが一番の思い出ですね。タケさんがいなかったら今はないと思うし、それが一番の思い出です。
──ロンドン五輪に向けて、今の想いは?
西堀 解散という決断をしたことに後悔しないように、絶対ロンドン五輪に行きます。
浅尾 そうですね。今回の解散をロンドン五輪出場するためのステップアップとして、がんばりたいと思います。
──『勝利のV』(勝利試合後、恒例のポーズ)は、封印されてしまうのですか?
それとも片方が継続していくのですか? その行方は?
浅尾 これは私とタケさんのオリジナルなので、二人でしかしないと思います。
目指すところは同じロンドン
──今回の解消の話は、どちらから切り出したのですか?浅尾 どちらからというか、試合が終わって、自然とそういう話になりましたね。私が何を言いたいか、タケさんもわかったと思うし、タケさんの思っていることも感じられるので、自然に話が始まった感じでした。
──二人の活躍でビーチバレーの認知度が高まったと思いますが、広まってきたなと思った瞬間やエピソードは?
浅尾 お客さんが増えたので、それが一番うれしかったですね。優勝した後とか、二人で電車に乗ったり歩いていると、いろんな人に「優勝おめでとう!」といわれることが多かったんです。たくさん注目してくれて、ビーチバレーを見てくれているなと感じました。
──解散を決めた理由に「結果が出なかった」と言われていましたが、結果が出なかった主な原因は?
浅尾 さっきも言ったけれど、5年間タケさんと組んでやってきて、考えていることもわかるし、チームワークも他のチームに比べてよかったと思う。皆さんもご存知のとおり、私たちはせっかく決勝戦にいっても最後の1点がとれなかったりとか、チャンスをものにできないことが多くて、その原因が何かわからなかったんですね。その何かがわかるためにも一度ペアを離れて、自分自身を見つめなおさないとダメだし、ペアを変えることによって何かが見えてくるかもしれないと思いました。
──見つめなおしたときに必要だと思えば、また西堀・浅尾ペアの復活もありえますか?
西堀 それはありえると思います。
浅尾 そしたら、『ごめなんさい会見』(笑)。やっぱり続行します、ともう一回会見するかもしれないです。 ──これまで組んできたパートナーに一言ずつお願いします。
西堀 5年間も組んでいるペアが少ない中、私をパートナーに選んでくれて感謝しています。ペアは解散するけど、目指すところは同じロンドンという目標地点があるので、それまで一緒にがんばりたいと思います。
浅尾 お互いにパートナーが違っても、ロンドンでは一緒にコートに立ちたい。ロンドンで会いたいですね。












