HOME>NEWS/
レポート
2010年3月14日(3月14日 24時00分)
西村・仲矢ペア、長谷川・畑辺ペア。
JBVツアー年間シード獲得!!
3月14日(日)。昨日の強風とはうって変わり、春の訪れを予感させるおだやかな天候の中、神奈川県川崎市の川崎マリエンにおいて、JBVツアー予選男子が開催された。
2回戦から、上位シードチームが登場。そんな中、早くも波乱が巻き起こる。中川一・吉田英樹ペア、脇谷正二・平井学ペア、板橋正人・岩名英明ペアら、昨年のJBVツアーで本選常連チームとして活躍したチームが次々に敗退した。
ベテランの尾崎寛之・三島英徳ペアは、「相手のサーブカットが乱れて、ショットが多くなったところを拾って切り返していけた」(尾崎)と、板橋正人・岩名英明ペアを破り、準々決勝に駒を進めた。
決勝戦に進出したのは、ロサンゼルスで合宿を終え、帰国したばかりの西村晃一・仲矢靖央ペア、この日すべてフルセットゲームを制してきた青木晋平・日高裕次郎ペア、ユニバーシアード代表の長谷川翔・畑辺純希ペア、大型の久末正和・牛尾正和ペアの4チーム。ここで勝った2チームが、5月1日から幕開けするJBVツアーの年間シード権を獲得できる。
一足先にスタートした西村・仲矢ペア対青木・日高ペア戦。立ち上がりは、青木・日高ペアが13ー10とリードを奪う。しかし中盤以降、「サイドアウトは切れていたが、ラリー中に攻撃を決められず、拾われてしまった」と日高が振り返るように、少しずつ西村・仲矢ペアが追撃を開始。西村の守備が冴え渡り、第1セットは西村・仲矢ペアが、21ー15と先取した。
第2セットも、西村・仲矢ペアのサーブが有効的に決まり、7ー2と大量リードを奪う。日高のスパイクをコンスタントにシャットアウトした仲矢は、「ペアを組んで間もないこともあり、心に余裕はなかった。けれど、ロサンゼルスの合宿で経験したアメリカ人とのゲームと比較すると、日本人のスピードは劣る。そのときの感覚を覚えていたので、技術的な面では余裕があった」。西村・仲矢ペアは、中盤以降も試合を優位に運び、ストレート勝利。強豪ひしめくトーナメントを制し、JBVツアーの年間シード権を獲得した。
新パートナー・仲矢と短期間の練習で臨んだ西村は、「ここ数年は、海外合宿といえばブラジルに行き、チームのメンバーを育てることを目的にしていたけど、今年は、自分のプレーを向上させることが目的だった。35歳を過ぎた自分が、どこまでできるのか楽しみだし挑戦したい」と今シーズンに向けて意気込みを語った。
もう一方の決勝戦は、長谷川・畑辺ペア対牛尾・久末ペアの戦い。脇谷・平井ペア、石川・下越ペアを破り、決勝戦まで勝ち上がってきた長谷川・畑辺ペアは、「冬場は一緒に練習できなかったので、試合をやるごとに感覚を思い出していった」(畑辺)という。
この日集大成となった決勝戦では、畑辺のパワフルなスパイク、高さのあるブロック、長谷川のテクニックが際立ち、長谷川・畑辺ペアが主導権を握り、第1セットを先取した。
第2セットは、両者一歩も引かぬ一進一退の攻防戦が繰り広げられるが、「ユニバ代表として負けるにはいかなかった」と長谷川。勝負どころで長谷川・畑辺ペアが意地を見せ、第2セットもモノにすると、23歳のフレッシュコンビが年間シードを獲得した。
今大会、スケールの大きいプレーを見せた畑辺は、「本選のレベルでは、自分は高さが足りないし空中戦では負けてしまうと思う。今よりもっとボールコントロールやブロックした後の動きの質を底上げして、勝負していきたい」。5月から始まるJBVツアー、6月に開催されるユニバーシアードに向けて、レベルアップを期待したい。
JBVツアー男子予選が終了し、年間シードを保持する6チームが決定した。残すは、各開催地の主催者が決めるワイルドカードを取得した2チームが出場することになる。
なお、来週3月20日(土)、21日(日)は、川崎マリエンにてJBVツアー女子の予選が開催される。
※試合の詳細結果はこちら。
※写真はクリックすると拡大表示されます。。











