HOME>NEWS/
レポート
2010年4月25日(4月25日 27時00分)
JBVサテライト平塚大会。
優勝は青木・日高ペア、山田・幅口ペア。
男子は、第2シードの松本大翼・瀬田久史ペア、第3シードの中川一・吉田英樹ペアが敗れる波乱が起きた。
その2チームを破ったのは、第6シードの加藤修吾・紺野真幹ペア。「大会前にあまり練習に取り組めず、調整不足の状態」(加藤)で挑んだが、試合を重ねるごとに持ち味の丁寧なパス、トスからの速い攻撃を繰り広げ、初の決勝進出を決めた。
決勝戦は、唯一のプロチームである青木晋平・日高裕次郎ペアと、今大会台風の目となった加藤・紺野ペアの対決。序盤は、サーブレシーブに精細を欠いた青木・日高ペアのミスが目立ち、加藤・紺野ペアが12─9とリードを奪う。しかし、「勝ちを意識してしまった」(加藤)という気の緩みから、加藤・紺野ペアはここから連続失点。リズムを掴み始めた青木・日高ペアは、勝負どころでスケールの大きさを発揮し、次々にラリーを奪うと第1セットを先取した。
第2セットは、序盤から青木・日高ペアがリード。ブロッカーの日高はネット際で存在感を見せつけ、レシーバーの青木も縦横無尽にボールを拾った後、きわどいコースに攻撃を仕掛けていく。終わってみれば、第2セット11点に押さえ、青木・日高ペアがストレートで勝利。サテライト開幕戦を制した。
3月のJBVツアー予選会の決勝で西村晃一・仲矢靖央ペアに敗れ、年間シードを獲得できなかった青木・日高ペアだが、JBVツアー東京オープンではワイルドカードを獲得した。
日高は、「予選会のときは、僕のトスと晋平さんの攻撃がしっくりいっていなかった。その反省をもとに、状況に見合ったトスを上げられるよう練習してきた。比較的出来ていたと思う」。青木・日高ペアは、今大会の優勝と収穫を引っさげて、強豪チームが集うプロツアーに挑むことになる。
女子においても、優勝候補が敗れる波乱が起きた。ペア結成2年目の松村美由紀・渡邉桂ペア、第1シードの保立沙織・松山紘子ペアが、次々に敗退。下馬評が高かった2チームを破り、決勝戦に駒を進めてきたのは、ベテランの菅原和子・梁川友紀ペアと山田寿子・幅口絵里香ペアだ。
決勝戦第1セット。「プロのチームが強いサーブを打っているのを見て、自分たちも思いっきりサーブを打てるように練習してきた」という山田・幅口ペアが、勝負所において強気の攻めを見せ、接戦を制した。第2セットは、風が強くなるにつれて両者ともにショットを多用する地上戦を繰り広げる。そんな中でも、必死の粘りと相手の裏を付く攻撃で主導権を握った菅原・梁川ペアが第2セットを奪い返した。しかし、第3セットは、序盤から山田・幅口ペアのペース。菅原・梁川ペアは、「風が強いのに、通常どおりのパスを出してしまい、つなぎが乱れてしまった」(梁川)といまいち波に乗り切れない。一方の山田・幅口ペアは、着実に点数を重ね、春の陣を制した。
3月のJBVツアー予選会では決勝で涙を飲んだ山田・幅口ペアだが、JBVツアー愛知オープンではワイルドカードを獲得した。幅口は、「後半戦のツアーでもワイルドカードをとれるように、この大会で勝っておきたかった。優勝できたことは後半戦に向けて大きなステップとなる」。山田も「今は、チームの土台をしっかり築くために基礎練習が中心。長い目で見て、後半戦にピークを持っていきたい」と目論んでいる。
一方、負けはしたが、フルセットゲームで若手の台頭チームを破った梁川は、「自分が若い頃に、ベテランチームと戦うとき『なんで、いつも勝負どころで競り負けてしまうんだろう』と思っていたけれど、今自分がベテランの域に入って、その意味がやっとわかってきた。経験しなければわからない、ここぞというときの対応を要所で発揮できた」と振り返った。
サテライトの次なる舞台は、神津島。第3戦以降は、日程、開催地ともに未定となっているが、詳細が決まり次第、弊誌では伝えしていく予定だ。
※試合の詳細結果はこちら。
※写真はクリックすると拡大表示されます。











