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NEWS/レポート

2010年5月4日(5月4日 12時30分)

JBVツアー第1戦東京オープン。
浦田・西堀ペア、初優勝!!  アジア大会代表入り、濃厚。

浅尾と西堀のネット際の対決
撮影/永田雅裕
   
  JBVツアー第1戦東京オープンが3日、東京都港区・お台場ビーチで開催され、女子準決勝、3位決定戦、決勝戦が行われた。

元ペア対決。軍配は、西堀・浦田ペア
  準決勝第1試合は、浅尾美和・西堀健実ペアと浦田聖子・西堀健実ペアの対戦。『元ペア対決』は、第1セット序盤から浅尾が西堀のスパイクを連続でシャットアウト。高い打点からきわどいコースへ浅尾が強打を決めるなど、浅尾・草野ペアが10─5とリードを奪った。好調の浅尾を封じ込めることができず、反撃の糸口が掴めない浦田・西堀ペアは、サーブの狙いを浅尾から草野へ変更。「普段はあまり狙われることがない」という草野のパスに乱れが生じ、浅尾も「アユを気持ちよく打たせてあげられなかった」と思うようにトスを上げられない。得点源である草野の攻撃は息を潜め、作戦が奏功した浦田・西堀ペアは、逆転に成功し第1セットを先取した。
  第2セットは草野のサーブ効果で主導権を握った浅尾・草野ペアが奪取。最終セットは、終盤まで接戦が繰り広げられるが、第1セット同様、浅尾・草野ペアは勝負どころで攻撃にミスが目立ち、浦田・西堀ペアが勝利した。

初の決勝進出を果たした駒田
撮影/永田雅裕



初の本選で決勝進出。駒田・本間ペア
 準決勝第2試合は、初の本選出場で決勝進出を果たした駒田順子・本間江梨ペアと、ここまで負けなしで勝ち上がってきた尾崎睦・金田洋世ペアの対決。
  両者一歩も引かないフルセットの攻防戦が繰り広げられ、勝負の行方は第3セットへもつれこんだ。「大会直前に出場したアジアサーキットから私のワンブロック、本間のワンレシーブに変えた。お互い役割を明確にしてやることを絞った」(駒田)という駒田・本間ペアが勝負どころのラリーを制し、接戦をモノにした。

3位に終わった草野・浅尾ペア
撮影/永田雅裕

3位を確保。浅尾・草野ペア

  3位決定戦は、浅尾・草野ペアと尾崎・金田ペアの全員が同い年という同世代対決。
 試合序盤から草野の鋭いジャンプサーブと浅尾のブロックがかみ合い、浅尾・草野ペアが得点を量産。16─8と大量リードを奪った浅尾・草野ペアは、第1セットを奪い、第2セットもその勢いを維持し、ストレート勝利で3位の座を確保した。 またしても、3位から脱却できなかった浅尾は「ペアが変わっての最初の国内大会。どうしても優勝したかった。でも、負けは負け。次の戦いでは同じことを繰り返さないようにしていきたい」と前を向いた。

好レシーブを見せた浦田
撮影/永田雅裕


西堀・浦田ペア、開幕戦を飾る
 ともに敗者復活から勝ち上がってきた同士、浦田・西堀ペア対駒田・本間ペアの決勝戦。
  序盤は西堀のブロック、浦田のサーブが決まり、5─2と浦田・西堀ペアがリードを奪う。しかし、駒田・本間ペアは、初の決勝戦とは思えないほど冷静沈着なプレーでボールに食らいついていく本間の好レシーブから、じわじわと反撃を開始。一進一退の展開に持ち込み、終盤の勝負どころで抜け出した駒田・本間ペアが、22─20と第1セットを先取した。
  第2セットは、浦田・西堀ペアが息を吹き返す。久方ぶりにジャンプサーブに戻したという浦田のサーブが炸裂し、駒田・本間ペアを13点に押さえ、第2セットを奪い返した。  
  最終セットは序盤から、浦田の強烈なジャンプサーブが走り、駒田・本間ペアは攻撃まで持ち込めない。浦田・西堀ペアは、駒田・本間ペアから8─0と大量リードを奪うと、完全に主導権を握ったまま、第3セットを制した。浦田は通算7勝目、西堀は参戦6年目にしてJBVツアー初優勝を飾った。
初優勝を飾った浦田・西堀ペア
撮影/永田雅裕



アジア大会代表入り、濃厚
 今大会、上位に入ったチームは、今年11月に中国・広州で開催されるアジア大会の日本代表に選出されるため、優勝した浦田・西堀ペアはその切符をほぼ手中に収めた(日本代表は2枠。10日の強化委員会で決定)。
  正式に決まれば、2006年ドーハ大会に続き2回目の出場となる浦田は、「4年前のアジア大会は、思い切りのいいプレーができなかったので、今回は新たなペアと本気で勝負できるような戦いを見せたい」とコメント。一方、初めて日の丸を背負うことになる西堀は、「国際大会の開会式も選手村も、すべてが初めての体験なので楽しみ」と意欲を見せた。
気迫あるプレーを見せた本間
撮影/永田雅裕

駒田・本間ペア、初の大舞台を振り返る
 一方の駒田・本間ペアは、2日の5位決定戦で本間が左足首を捻挫。症状の悪化を懸念したチームトレーナーからは、決勝戦を棄権するよう、示唆されていたという。「私たちの目標はロンドン五輪。長い目で見れば、治療に専念するべきだったかもしれないけど、アジア大会の代表枠をどうしても取りたいという気持ちがあった」と駒田。
  足に爆弾を抱えながらも、スピード感溢れるプレーで守ってよし、打ってよしのプレーを見せた本間は、「今大会は、すべてが初めての経験だった。インドア時代のことをすべて忘れて、もう一度ゼロからの気持ちで挑んでいきたい」と初の大舞台を振り返った。

表彰式の模様
撮影/永田雅裕
 


 


  5 日から開幕する中国・上海で開催されるワールドツアーには、浦田・西堀組を含む女子4チームが休む間もなく、参戦する。   

   
※大会の詳細結果はこちら。
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