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NEWS/レポート

2010年5月16日(5月16日 24時45分)

JBVツアー第2戦大日本印章オープン最終日。
田中・溝江ペア、初優勝!! 白鳥・朝日ペア、9連覇達成!!

女子決勝。溝江と西堀。
ネット際の対決
撮影/坂本清
   
  JBVツアーの第2戦大日本印章オープン最終日が16日、愛知県知多市新舞子マリンパークブルーサンビーチで開催され、男女決勝戦、3位決定戦が行われた。


3位は、井上・長谷川ペア、尾崎・金田ペア
  男子の3位決定戦は、井上真弥・長谷川徳海(ともにフリー)組が、山本辰生・鈴木太郎(MARUSAN─BTOC)組を2─0で下し、3位の座を確保した。
  第2セットを10得点に抑え、圧勝を収めた井上・長谷川ペア。コートを縦横無尽に走り回り、攻守に活躍を見せた井上は、「決勝に進出するのと3位は大きな差。準決勝での敗因は、緊迫したところで競り勝てる精神力が足りなかった」と唇を噛んだ。
  長谷川も「準決勝で、西村さんがスカイサーブやブロックを仕掛けてきたりして、いつもとは違う作戦に対し自分たちでイライラして、リズムを狂わされた。相手に変化をつけられてもブレないチームになりたいし、自分たちも戦っていく上で、変化をつけていきたい」と大会を振り返った。


  女子の3位決定戦は、尾崎睦(湘南ベルマーレ)・金田洋世(上越マリンブリーズ)ペアが山田寿子(FOVA)・幅口絵里香(フリー)ペアに2─0で勝利。
  プール戦において、山田・幅口ペアにストレート負けを喫した尾崎・金田ペア。リベンジを果たした尾崎は、「私たちペアは、同い年ということもあり、大会前に個々の気持ちがむき出しになってしまい、それをクリアできずにプール戦では淡々と試合をしてしまった。気持ちが噛み合っているときは浅尾・草野ペア戦のように自分たちのよさを出せるチームの波をなくして上のチームに挑んでいきたい」と反省を口にした。

初優勝を飾った溝江と田中
撮影/坂本清



田中・溝江ペア、初優勝
 女子決勝は、今季初の決勝進出を果たした田中姿子(エコ計画)・溝江明香(産業能率大)ペアと、2大会連続決勝進出の浦田聖子・西堀健実(ともにフリー)ペアの顔合わせ。
  序盤から田中と溝江のコースを突いたサーブが機能し、主導権を握った田中・溝江ペアが、21─18と第1セットを先取した。
  第2セットは、浦田の好レシーブ、攻撃が冴え始めた浦田・西堀ペアが序盤リードを奪う。中盤では、西堀と溝江の空中戦、浦田と田中の強打の打ち合いとなり、白熱したラリーが繰り広げられる。
  そんな中、コート奥を狙う西堀のジャンプフローターサーブが溝江に襲いかかり、溝江のスパイクがネットにかかる。これをきっかけに19─16とリードを奪った浦田・西堀ペアだが、田中・溝江ペアはこの勝負所の場面で、田中のサーブポイント、溝江のブロックポイントで巻き返し、5連続得点で逆転に成功。第2セットを21─19で奪い、田中・溝江ペアは初優勝に輝いた。
  現在19歳の溝江は、草野歩(エスワン)が持つ24歳の最年少優勝記録を大幅に更新した。

田中のガッツポーズ
撮影/坂本清


個人優勝12回の田中、単独トップに立つ

 今回の優勝で、個人優勝回数12回と単独トップ(2位は楠原千秋11回)に躍り出た田中は、「女子はどこのチームが優勝してもおかしくない。優勝し続けていくことが、本当の強さだと思うので、これからも勝ち続けていきたい」とコメントした。
 

  勝負所で強さを発揮した溝江も、「ベテランの姿子さんのプレーはお手本になる。姿子が実践しているゲームメイクを早く吸収して、勝っていけるプレーヤーになりたい」と今後の目標を語った。


  一方、2大会連続優勝を逃した浦田・西堀ペア。決め手を欠いた西堀は、「連覇できないことよりも、自分のやるべきことができていなかったことのほうが大きい。自分たちが先手を仕掛けていくことができなかった」と唇を噛んだ。

男子決勝。朝日(手前)と
仲矢(奥)の攻防戦
撮影/坂本清


白鳥・朝日ペア、9連覇達成!!


 男子決勝は、現在ツアー8連覇中の朝日健太郎(CHINTAI)・白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)組と、西村晃一・仲矢靖央(WINDS)ペアの対戦となった。

  試合序盤、西村・仲矢ペアは王者相手に速いトス回しで巧みなコンビネーションを仕掛け、互角の立ち上がりを見せる。しかし、じわじわと白鳥・朝日ペアが、朝日のブロックポイントなどで本領発揮。第1セットを21─18と先取した。
 
 第2セットも中盤までは西村・仲矢ペアは、王者に食らいついていく。準決勝に引き続き、西村がブロックに跳びにいくなど会場を沸かせるが、白鳥・朝日ペアは高い打点から冷静に攻撃を決めていく。
  ディフェンス面でも朝日のブロックポイントが炸裂し始め、このセットだけで5本のブロックポイントを決めた白鳥・朝日ペアが、21─14と第2セットを奪い、ストレート勝利。9連覇を達成し、自身が持つ記録に並んだ。
 

朝日のブロック
撮影/坂本清

  連覇記録について、朝日は「優勝の数が増えるのはうれしいけど、特に意識したことはない。まだまだ満足はいっていないし、決勝戦の状況を考えると倍のブロックポイントを決めなければいけないと思っているし、悔しい」と気を引き締めた。
  白鳥・朝日ペアは、次大会で史上初の10連覇を懸けて挑むことになる。

 

表彰式の模様
撮影/坂本清

  JBVツアー第3戦は、7月15日から18日に大阪・中之島で開催される。


※大会の詳細結果はこちら。
※写真はクリックすると拡大表示されます。
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