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HOME特集>金の卵に注目!! 世界に羽ばたけ!! ユース代表合宿レポート

特集 JBVツアー開幕!!

  6月29日(月)から7月7日(火)、シンガポールにて、『第1回アジアユースゲームズ』が開催。この大会は、アジア地区におけるユース世代の選手が出場し、陸上、サッカー、水泳、射撃、ヨット、卓球、バスケットボール、ビーチバレーなど各種競技が行われ、今年第1回目を迎えた。 ビーチバレー競技は、7月1日〜7月5日の4日間。セントサ島シロサビーチにて行われ、ユース男女代表は現在大会に参戦中。結果はニュースでも更新していく予定だが、ここでは大会直前に神奈川県平塚市・湘南ひらつかビーチパークで行われた強化合宿の模様をお届けする。

名プレーヤーが指導の道へ

  合宿を率いるのは、長年ジュニアの強化に携わる高橋昌也氏と、今季からビーチバレー強化委員兼ジュニア専任コーチに就任した高橋有紀子氏。高橋有紀子氏は現役時代、ソウル、バルセロナ(インドアバレー)、アトランタ、シドニー(ビーチバレー)と4度の五輪出場。シドニー五輪では4位という成績を残し、その後引退。結婚、出産を経て、昨年から精力的にテレビ解説などこなしていた。 「引退後、ずっと恩返しができていなかったのですが、ようやく時間ができたので、今回お話をいただき、やらせていただくことになりました。北京五輪を見ても、世界と水をあけられているのを実感し危機感を持ちました。大人からビーチバレーを始めるのは遅いし、若い世代からビーチバレーを強化できるよう、がんばっていきたいと思います」(高橋有紀子氏)

中学生をユース代表に選出

 今回、第1回アジアビーチゲームズに出場するため、ユース代表に選出されたのが、男子の小泉佑介(京都福知山成美高2年)・西垣俊秀(京都福知山成美高2年)ペアと、女子の山本成美(京都福知山成美高2年)・鈴木千代(共栄学園高1年)ペアだ。これらペアは、今年3月に全国の精鋭を集めて行われたセレクションにおいて、選出された。  特に注目は、共栄学園高の鈴木。セレクション開催時は中学3年、ビーチバレー未経験だったが、「中学生にしては能力が高いと思ったので、選出した。当初は全然動けなかったけれど、この年代から取り組むとやっぱり成長は早い。上手くなろう、という姿勢も見られるので、ここにきて伸びてきました」(高橋有紀子氏)。

女子代表の鈴木(左)・山本(右)ペア

   取材当日。攻撃の基本練習においてコンビネーションの確認が入念に行われ、サウスポーの鈴木と身長172cmの山本が、威力のある強打を打ち込んでいた。山本は「ビーチバレーはインドアバレーと違う楽しさがあるので面白い。パートナーの鈴木はサウスポーなので、最初はトスの位置を合わすのが難しかったけど、大会を前にして少しずつ合ってきた」。鈴木も「最初は砂に慣れることが大変だったけど、少しは上達したと思う。選ばれなかった仲間の分までがんばりたい」と手応えを語った。


   一方の男子は、基本のパス、スパイク練習をこなし、パスの質、位置、助走の出方など、シニア強化担当の川合庶氏が指導。午前中練習の最後には、シニアの白鳥勝浩、練習生の青木晋平の胸を借り、ゲーム練習を行った。待望の大型選手、身長193cmの小泉は「ビーチバレーはコートに2人しかいなくて大変だけど、やりがいがあって楽しい。教えてもらったことを活かして結果を残したい」。レシーバーの西垣は「今は全部のプレーが課題。選ばれたからには、真剣に取り組んで一つでも多く勝ちたい」と意気込みを語った。 男子代表の西垣(左)・小泉(右)ペアとシニア担当の川合コーチ

強くなるためのビジョン

  昨夏の北京五輪において、男子の白鳥勝浩・朝日健太郎ペアが9位という成績を残し、女子の浅尾美和、菅山かおるという人気選手の存在で、注目を浴び始めたビーチバレー。高橋昌也氏は「ようやく中学、高校の先生方からビーチバレーへの理解が少しずつ得られるようになってきました。そんな中、これからもっと理解が深まるように努力していくことが必要。今回の合宿のように、男女のシニア、ジュニアやユースの男女が一緒のビーチで練習している環境で、一年中過ごせたら言うことはない。そういう環境が作れた時、必ず強くなれるはずです」とジュニア強化の課題を見据え、気を引き締めた。

 
 今回のユース男女代表が第1回アジアユースゲームズで結果を残し、強化と普及の足がかりとなるか?! 金の卵たちの活躍に期待したい。
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